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2009年アメリカのクリスマス・ツリー

カテゴリー : アメリカ生活 — 2011/12/10

2009年~10年にアメリカに住んでいたとき、12月から1月にかけて旅行した際に、いたるところで大きなクリスマスツリーを見ました。数メートルはあるものが街中の公園などあちこちに立っていました。綺麗だなと思って写真を撮ってあったものを今更アップします。

私が住んでいたニューヘイブンは、街の中心が3×3の碁盤目状になっていて、真ん中のひとますがNew Haven Greenと呼ばれる公園になっていました。12月に入ってすぐの頃に、そこに大きなクリスマスツリーが立ちました。

夜はこんな感じでライトアップされます。

家のドアにはクリスマスリースが。

こちらはワシントンDCのUnion Station。

駅内はこんな感じでクリスマスの装飾がされてました。

これは有名なニューヨーク、ロックフェラーセンターのツリー。ツリーの前はスケートリンクになっています。

これはMoMA内にあったもの。

ワシントン・スクエア。

ウォール街。

これはニューヨークのカルティエのクリスマス装飾。

こちらは百貨店のメイシーズのツリー型のライトアップ。

消防車までリースをつけていました。これもニューヨークで。

映画『アンダーグラウンド』、横浜、ホテルニューグランド

横浜に行って、ジャック&ベティで『アンダーグラウンド』という映画を観てきました。ユーゴスラビアとかチトーについて知識がない人はwikipediaでも読んで予習をしてから観た方がいいかも。とはいえ私は観てから読みました。迫力があり、戦争の悲惨さを訴えているけれどもくそまじめではなく、人間のむちゃくちゃさが描かれている映画でした。この監督の映画をもっと観たいと思いました。

amazonではDVDがかなり高騰しているようで、今回私が観たような再上映の機会を待たないとなかなか安くは観られないみたいですが、機会があればみておくことを勧めます。すごい映画でした。

ブラスバンドの迫力ある音楽もよかった。

映画では戦乱のシーンが多く、終わってからイセザキモールを歩いていて、まわりの平和さに違和感があるほどもっていかれました。

その後ずっと海側へ歩いていきました。

山下公園では、秋バラがきれいでした。

ホテルニューグランド。ここのthe cafeで、お昼を食べました。

私の場合、ひとりで食べるお昼に高めの値段を払うのは味よりもいい空間を楽しみたいと思っているからで、そういう意味ではthe cafeは天井の低い圧迫感のある空間でいまいちだったかな……このホテルの中なので期待していたのだけど。

と、思って、ホテル正面の階段を上がってみたら、素敵な空間が!

以下の写真は、宴会場のロビーです。ここが、普通の宿泊客やレストランの利用者が通ったり利用したりする場所ではないのがもったいないと思います。ちらほらと人は来て休んでいましたが、ここでお茶とか飲めればいいのにと思いました。

絨毯の色と柄も素敵でした。

また近所を散歩

カテゴリー : 神奈川県内お出かけ — 2011/11/13

また暖かくていい天気だったので、昨日に続いて、近所を散歩しました。昨日とは違うあたりを歩きました。

願い事がかなう自販機なるものがありました。

近所を散歩

カテゴリー : 神奈川県内お出かけ — 2011/11/12

暖かくていい天気だったので、藤沢市の自宅付近を散歩しました。

ウェルズ 『盗まれた細菌/初めての飛行機』

カテゴリー : 本・雑誌・漫画 — 2011/11/09

ヴィクトリア朝のイギリスが好きという人は多い。文学では、ディケンズやブロンテ姉妹が活躍し、コナン・ドイルはシャーロック・ホームズを生んだ。近代という時代には、レトロな懐かしさと現代的な生活の萌芽との両方が感じられる。ウェルズは、そんなヴィクトリア朝末期および次のエドワード朝に活躍したイギリスの作家だ。『タイムマシン』『宇宙戦争』などを著し、ジュール・ヴェルヌとともにSFの父と呼ばれる。

本書はウェルズの短編集だ。「盗まれた細菌」では研究所を訪ねた無政府主義者が、科学者からコレラ菌の入った試験管について説明され、それを盗み出す。水源に投入して、現代風に言えばバイオテロを敢行しようとしているのだ。そこで試験管を持って辻馬車で逃げた犯人を、やはり辻馬車で追いかける科学者。靴も履かずコートも着ずに追いかけ始めた科学者をさらに辻馬車で追うその妻と、カーチェイスならぬ辻馬車チェイスが展開される。

「初めての飛行機」では、主人公のベッツは、彼が若かった頃、飛行機が個人向けに売られ始めた初期のことを回想している。彼は飛行機を購入し、操縦して飛行したが、トラブルによって飛行機はロープにつながった鉄柱を引きずったまま飛行し、引きずり回された鉄柱は村の人々に多大な損害を与えた。まだ個人による飛行のルールが定まる前の時代だったといえ、飛行前の確認・点検はパイロットの重要な任務だ。しかも、一度着陸して迷惑をかけたことが明らかになってからも、調子に乗って再度の飛行を試み、さらに迷惑の度合を大きくした。しかし彼は自己正当化ばかりで、ほとんど反省しない。

「小さな母、メルダーベルクに登る」ではベッツは登山経験も少なく、気候のコンディションも悪いのに年老いた母親をつれてメルダーベルク山への登山を試み、また危険な目に遭うが奇跡的に母親ともども無事に帰ってくる。

登山中、岩山を登ることなど無理な老いた母親をハンモックでくるんで、荷担ぎに運ばせていたのだが、くるまれた状態で岩山からロープでぶらさがって、みの虫のように空中に揺れていたという描写には笑ってしまった。母はベッツよりは常識人だが、やはりこの母にしてこの子ありの”天然系”老女で、息子が無茶な冒険をしても平気でついていくところがある。

ベッツの性格ならば、若い頃にはこの2作に登場する以外にも危険で迷惑な冒険を重ねてきたはずで、彼が若い頃を回想できるほど長生きできたのは、よほどの強運の持ち主だからなのだろう。

冒険好きでナルシスティック、周りの迷惑をかえりみず、危険なことでもやりたいと思ったらなんとしても実行してしまう。ベッツはかなり困った人物なのだが、それでも彼が振り返る若き日の冒険の美しさには抗えない。

ほかの作品の多くにもみられるのは明るさだ。各短編中に危機はあるが、主人公たちはなんとか切り抜けることが多く、からりとした読み応えがある。