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レンタルサーバ試用評価 (3) WebWaitによるスピード比較

レンタルサーバ試用評価 (1) hostmonsterとxserver編およびレンタルサーバ試用評価 (2) SharkSpaceとbluehost編の続きです。

ウェブサイトの読み込みスピード計測ですが、百式で見つけたWebWaitを使いました。百式でも「多少突っ込みどころもあるが、一つの目安として便利かもしれない」という書き方がされているのですが、いくつか計測ツールを試した結果これが一番分かりやすく、また一応アメリカにある計測サーバからサイトを読み込みに行くようなサービス(これだと日本国内のサーバより、アメリカにあるサーバが有利になり、日本にいる読者が多い私のブログには合わない)ではなく、計測している自分の環境からの読み込み時間を計ってくれているようだったので利用しました。

以下の数値は、7月3日に、各サーバのデータベースにこのブログのデータベースを入れたWordPressで、同じテーマ、同じプラグインで測定しています。

以下が、私が普段使っているFirefoxからアクセスした場合の数値です。ログインしているのでたぶんキャッシュプラグインのWP Super Cacheが効いていない状態と思われます。

左上が当時このブログを置いていたhostmonster、右上がbluehost、左下がエックスサーバー X10プラン(試用期間中)、右下がSharkSpaceです。

ちなみに、bluehostSharkSpaceに関しては、試用期間中と本契約の区別がありません。いきなり本契約をして気に入らなければ30日以内に申し出ればお金を返してくれるそうです。さすが返品文化のアメリカという感じがします。

WP Super Cacheが効いている状態ではどうでしょうか。以下が、ログインしていないIEからの数値です。各計測数値の位置は上と同じです。またIEは、このブログにアクセスする人が一番多く使っているブラウザでもあるので(Google Analyticsによると過去1ヶ月間のユーザーで43.97%)、最も多くのユーザーの環境に近づけてみた結果でもあります。

各数値の位置は上と同じ(hostmonster、右上がbluehost、左下がエックスサーバー X10プラン(試用期間中)、右下がSharkSpace)です。

この結果をみて、bluehostが割と速く、SharkSpaceはさほど速くないなと思ったというのも、bluehostに決めた大きなポイントでした。

レンタルサーバ試用評価 (2) SharkSpaceとbluehost編

レンタルサーバ試用評価 (1) hostmonsterとxserver編の続きです。

試用その2:SharkSpace (複数プランあり、契約期間、クーポンによって価格変動あり)

スピード計測などをしてみて、エックスサーバーがだんとつで速いというほどでもないことを知り(スピードにおよぼす影響は、WordPressなら、データベースや、使っているテーマ、プラグインなどのほうが大きそう)、だったら海外(アメリカ)サーバでよりよいものを探そうと思いました。

なお、SharkSpaceの料金については、英語圏のレンタルサーバレビュー掲示板、Web Hosting Talkで「50offlife」という、生涯にわたって料金半額にしますというクーポンコードが提示されているので、これを使わないと損です!

このクーポンコードを使って、Web Hosting一覧のうち、Hammerhead(1年間契約の場合、月8.95ドル。これが半額になる)を契約してみました。

しかし、継続に至らなかった理由は以下の通りです。

(1) 自分の体感でも、条件を揃えてスピード比較をしても、bluehostと比べた場合にだんとつ速いというわけではなかったこと
(2) コントロールパネルはcPanelですが、WordPressの自動インストールがないなど、今まで使っていたhostmonsterとは勝手が違った(ヘルプを読んでいると、cPanelを使っていて、かつバックアップ機能を持つレンタルサーバからは、依頼すればまるごとお引越しができるようなことが書いてありましたが、今のhostmonsterはcPanelを使っているが、バックアップ機能があるか分からず、英語で技術的にも詳しくない私が依頼できるかというと、ちょっと無理、と思いました)。また、cPanelとは別に顧客管理用ログインがあり、契約変更などはそこからするようになっていたのですが、これがちょっと分かりづらかった。結局、hostmonsterと運営会社が同じこともあり、設定の移行が簡単なbluehostの方が楽だった(まるまる同じように設定するだけでメールもサブドメインも全部移行できた)
(3) 個人的には、レンタルサーバ業界においては、できるだけ長く運営している会社を信頼していること(コンテンツの引越しはめんどくさいので、1~2年以上続けて借りたく、若い会社は急に評価が高まって利用者が押し寄せるとサービスの質が悪くなったりすることがある)

結局、ブログを移転してスピードチェックなどをするうちに、だんだん飽きてきて、ここよりもbluehostの方が移行作業がより楽だったから選んだ、というところが大きく、全体的にはたぶん悪くないと思います(評判も悪くないし)。

bluehostに2年契約してしまったので、その後契約更改時にどうせ大幅値上げを提示してくると思うので、そのときまだ評判が良かったら検討したいです。

試用その3:bluehost (契約期間、経由リンクによって価格変動あり)

正直、hostmonsterからの移行の楽さ(サブドメイン指定はどうしたらいいか、メールアドレスを発行するにはどうしたらいいか、まったく同じなので全部分かっていた)のと、スピード面で特に劣ってもおらず、また古くから運営していること、WordPress推薦の安心感(…と思ったら、いち推しがDreamHostに変わっている!)で選んだようなものです。…技術が分かっていないのでこういう選び方になります。すみません。

ここは、普通にトップページに行くと、月6.95ドルですが、ここでアフィリエイトリンクを貼っているのに、いきなりそれを無にするようなことを書きますが、TOP 10 Web Hosting経由で行くと(なぜかBlue Hostingと表記)いきなり月3.95ドル(2年または3年契約の場合)になります!

hostmonsterを契約したときに見つけたこのリンクですが、SharkSpaceの掲示板に書き込んだ半額クーポンコードといい、いやーほんとアメリカのレンタルサーバって普通にトップページから契約した場合の値段ってあってないようなものですね。いろいろ情報を調べないと損しますね!

というわけで、円高でもあることだし、ここで2年借りてみましたが、hostmonsterのときと同じく(運営会社が同じなので)契約更改時には8.95ドルとかになっていると思うので、そうなったらまたがんばって別のサーバを探そうと思います。

今回かかった金額は、3.95ドル/月×24=94.8ドルで、クレジットカードの請求は8523円なので1ドル90円ほど、つまり月あたり356円程度ということになります。ロリポップ!(月額263円)より高いですが、さくらのレンタルサーバのスタンダード(月500円)より安いわけで、実際移行してみてさくらのスタンダードよりは快適に使えているので、英語が苦にならないなら、アメリカのサーバを借りることは十分お勧めできます。

まあ、損をして私にアフィリエイトのお金をあげてもいいという方は下のバナーから契約してください(笑)↓

レンタルサーバ試用評価 (1) hostmonsterとxserver編

なぜ最近、今まで利用してきたレンタルサーバを値段別に振り返ったりしているのかというと、借りているレンタルサーバ、hostmonsterの契約終了が8月初めに迫っていたという理由もありまして。

そこで、hostmonster継続も含め、計4社を試用して計測サイトを利用するなどして比較していました。結論からいうと、最初、本命と考えていたエックスサーバーのX10プランではなく、bluehostに(このまま8月まで問題がなければ)なりそうです。

というわけで、レンタルサーバ関連の記事に、もう少しおつきあいください。以下に、試したサーバの感想を書きます。

現在のhostmonsterを借り続ける場合 (契約期間により価格変動あり)

前のエントリでは、サーバがアメリカにあるせいか読み込みが遅いと書きましたが、使っていたWordPressのテーマが重かったせいもあるようで、テーマをwp.Vicuna 開発版に変えたらかなり軽くなり、表示スピードという点では特に不満ではなくなりました。

hostmonsterを新規に借りはじめたときは、月額4.95ドルで1年の契約でした。しかし、既存ユーザーが契約を継続する場合、6ヶ月または3ヶ月契約で9.95ドル/月、1年契約で8.95ドル/月、2年契約で7.95ドル/月、3年契約で6.95ドル/月という大幅値上げになります。ここは、サーバ移転が面倒だという長期利用者から高めに取るというビジネスモデルなんですね…。レンタルサーバはそれほど移転をしたくないので、1年未満の契約はせず、1年または2年で考えるとしても(しかし、レンタルサーバ業界、何があるかわからないので、3年は長すぎる!)、ほかのサーバを見てしまうと、この値段でこれかぁ…という気はしてしまいます。

試用その1:エックスサーバー X10プラン (月額1,050円――12ヶ月借りる場合。初期費用 2010/7/17まで 1,575円)

コントロールパネルは、私はhostmonsterほか海外サーバで使われているcPanelは見やすいと思っています。

国産サーバではさくらのレンタルサーバはオリジナルのもので、見づらかったのですが、このエックスサーバーのものはオリジナルですが、cPanelに劣らず分かりやすいです。

またここは独自ドメイン設定が特殊です。新規契約したときに、「(自分で決めたサブドメイン).xsrv.jp」というURLをもらえて、一般的には独自ドメインの設定をすると、「(自分で決めたサブドメイン).xsrv.jp」内と独自ドメインで同じコンテンツを表示できたりするのですが、ここではできません。独自ドメインを設定すると、「(自分で決めたサブドメイン).xsrv.jp」公開用とは別のディレクトリが自動的に作られ、そこにコンテンツをアップしないといけなくて、独自ドメイン用コンテンツはネームサーバーをエックスサーバーの方に変えないと表示できません。また独自ドメインのサブドメインも、例えばblog.yuco.netというサブドメインを作ると、やはり自動的にディレクトリができるので、そこにアップロードします。自分で好きにディレクトリを作って、あとで指定することはできません。

このやり方のメリットは、独自ドメインをいくつでも指定でき、それらを完全に同じ条件で、しかも同じ人が運営していると分からずに運用できることです。デメリットは、あらかじめもらえるレンタルサーバのドメインやIPアドレスに事前にコンテンツをアップしておいて確認し、ネームサーバの指定を変えて一気に移行(私はいつもこうしています)というのができないことです。

違うやり方の例として(多分、レンタルサーバ界ではこちらの方がメジャーだと思う)、私がいま借りているhostmonsterなどでは、1つめの独自ドメイン(例えばyuco.net)と2つめ以降のドメインでは扱いが違います。1つめの独自ドメインではサブドメイン(例えばblog.yuco.net)が指定できますが、2つめ以降の独自ドメインにはサブドメインは指定できません。このとき、「(仮のIPアドレス)/~yuconet/」というURLに、ディレクトリを区切っていくつもコンテンツをアップしますが、blog.yuco.netは「(仮のIPアドレス)/~yuconet/blog/」、別のドメインAは「(仮のIPアドレス)/~yuconet/exampleA/」、ドメインBは「(仮のIPアドレス)/~yuconet/exampleB/」でも同じ内容が表示されます。そこで、blog.yuco.netとドメインAとドメインBを運営している人が同じであることが第三者に分かってしまう可能性があります。しかし、エックスサーバーのやり方であれば、blog.yuco.netとドメインA、ドメインBの管理者が同じであることはわかりません。

なお、試用段階ではメールアカウントは開設できず、ネームサーバの設定を変えるとyuco.netで使っているメールが受け取れなくなるので(メールだけネームサーバを別のサーバにする方法もあるようですが、難しいので略)、試用段階でyuco.netなどの本来のドメインで運用してみるというのは結構難しいと思います。まあそこまでやらなくてもいいと思いますが。

読み込みスピードとしては速めでしたが(スピードについてはあとでまとめて書きます)、海外サーバと比べて群を抜いて速いというほどでもなく、これで月1000円払うのはなあ……というコストパフォーマンスの面で今回は選びませんでした。

サポートを日本語で受けたいなどの理由で海外サーバはいや、1つの契約でサブドメイン付きの独自ドメインをいくつも運用したい、相互の独自ドメインを同じ人が運営しているのを知られたくない、というのであれば良いサーバかもと思います。一度メールで問い合わせをしましたが返事は20分ほどで来ました。

あと、細かいことですが、サイトで試用の申し込みをしてから実際にサーバが利用可になるまで少し時間がかかります。私の場合は深夜に申し込みをし、翌日朝8時台に利用可のメールが来ました。

初期費用半額キャンペーンは、以前見たときは7月2日まででしたが、延長して7月17日までになっているので、急いで申し込まなくてもよさそうです。


今まで利用してきたレンタルサーバ(個人向け低価格共用サーバ)を値段別に振り返る

少し前に、twitterを見ていたら、たまたま「#rsvr レンタルサーバーの不満、改善要望をぶちまける公開ブレスト」が行われていたので、ドメインを取った99年から、このサイトのために有料レンタルサーバを移転を重ねて使い続けている私も参加して、いくつか意見を投稿しました。

私はレンタルサーバへの不満として「ウェブサイトの読み込みが遅い、または500、503、データベースエラーなど。管理しているサイトの転送量に応じてどの価格帯のものを選べばいいのか分かりづらい。」と書きました。できるだけ安くあげたいが、かといって500や503エラーが頻発するのは困るとか、月300円なら300円なりの、500円なら500円、1000円ならそれなりのサクサク感とか使い勝手があると思うのですが、それがどのようなものなのかは実際に借りてみるまでは想像しづらい部分があるのではないかと。

私は個人でブログ等を運営する用途にしかレンタルサーバを使っていないので、その前提で書きますが、これからまったく新しく個人サイトを作ったとして、最初はロリポップ!等の月300円レベルのサーバでいいと思います。最初はコンテンツも少ないし、アクセスも少ないでしょうから。それで500とか503エラーが出るようになって重くなったら、またはシェルログインで高度なことがしたくなったら、500円レベルのさくらのレンタルサーバ スタンダードに引っ越すとか。このように個人サイトのアクセスが徐々に増えて月1000円のところに移転することになったら、その分月300円の頃より損かというと、そうでもなくて、それだけのアクセス数があるならちゃんとアフィリエイトすればサーバ代くらいはカバーできます(手間はかかりますが)。

というわけで、私はこのyuco.netを運営してきて、一旦サイトを閉じたあと2004年に再開し、それからは負荷などに応じて徐々に使うサーバの価格を上げているわけですが、使ってきたレンタルサーバについて感想を書きたいと思います。

2004年5月~2005年4月? ロリポップ! (月額263円(税込、半年以上借りる場合) 【初期費用1575円(税込)】)

月額263円としては価格相応で、上にも書いたように、初めてドメインを持って自分でブログをセットアップする、しかも安くあげたいということなら、この価格帯で長く続いているサービスなのでよいと思います。これに限らず、私は歴史の浅いレンタルサーバ業界でも、できるだけ長く運営しているところを選ぶようにしています。運営歴の浅いところは、評判がよかったからヘビーに使う人が押し寄せて重くなるとか、少人数でサービス開始したがユーザが拡大したら手が回らなくなるとか、管理・運営体制がいきなり変わったりすると怖いので。

私がここから移転したのは、当時使っていたブログツールのtDiaryで不便な点があったからです。それは、Rubyのバージョンアップをいつまで経ってもしなくて、要望のメールを出したのだけど、テンプレートっぽい「前向きに検討させていただきます」という返事しか来ず、tDiaryの一部機能が使えなかったことと、いろいろ勉強するためにもシェルログインくらいはできる環境の方がいいと思ったからです。特にサーバが重いという問題ではなかったはずです。

データベースは当時使っていなかったのでわかりませんが、MovableTypeやWordpressのようなメジャーなブログツールを使うなら、以下の広告でもうたっている↓くらいだから、最新バージョンがちゃんと動くようになっているはずなので、この辺の問題はないだろうと思います。

ロリポップならMovableType・Wordpress設置マニュアルも充実。あなたも月々263円でブログデビューしてみよう!!

【同レベルの金額で他の選択肢】

  • CGIを使わず、HTML手打ちだけ(ブログはレンタルして、トップページだけ独自ドメインにするとか)なら、私ならさくらのレンタルサーバに月額125円のコースがあるので、それにします。CGIを使わないサイトだけでサーバを共用しているので、たぶん重くならないと思います。

2005年5月~2009年9月 さくらのレンタルサーバ スタンダード (月額500円 【初期費用1000円、年一括払いで5000円】)

さくらのレンタルサーバは全体的に2chレンタルサーバ板では評価が高いです。またユーザコミュニティが発達していて、さくらのレンタルサーバ非公式FAQのようなサイトもあり、ユーザに愛されているレンタルサーバだと思います。私も借りはじめた頃は特に不満はなかったのですが、2008年ごろから借りているサーバがはずれサーバ化したようです(2chレンタルサーバ板でも、さくらははずれサーバにあたらなければ快適、という指摘は結構多い)。

ユーザーが有志でやっている負荷観測一覧を見ても、自分の借りているサーバが高い数値を示していて、500や503エラーが頻発するようにもなりました。しかしスタンダードプランの中では、ほかに同程度の負荷のサーバもあったので、これはさくらとしては許容範囲内なんだろうなあと思いました。またサポートに問い合わせても、あまりよい回答はもらえませんでした。

負荷軽減のために、WP Super Cacheを入れたりしてもあまりよくなりませんでした。このあたりは、以前移転したときのエントリ、WordPressでカテゴリーが表示されないのでレンタルサーバを引っ越したにも詳しく書きました。次のサーバ、hostmonsterに移ってすぐの頃、Google Analytics調べでは、このブログが700PV/日程度、tDiaryを使っている旧ブログが100PV/日もいかないくらいで、この2つのブログが転送量のほとんどを占めており、転送量は全体で7~10G/月程度だったので、このレベルのアクセスにはさくらのスタンダードは耐えられないということなんだろうと思います。

あと、不満としては、料金支払いなどの「会員ログイン」と「レンタルサーバログイン」が分かれていて、会員としてのログインは与えられた数字を含む長い会員IDを入力せねばならず、分かりづらいのと、コントロールパネルが見づらいのがあります。また、どうでもいいですが、すでに退会して無関係になったのに私にユーザーへのお知らせメールマガジンを送ってくるのはやめてほしいです。

【同レベルの金額で他の選択肢】

  • チカッパ!ロリポップ!を運営しているpaperboy&co.が行っている、ロリポップ!より一ランク上の(月額525円)レンタルサーバサービスです。私は使ったことがありませんが、paperboy&co.はわりと長くレンタルサーバ業をやっているので、悪くないサービスだろうと思います。

2009年9月~現在 hostmonster (月額4.95ドル 【契約当時、1年契約の場合。初期費用なし】)

以前、WordPressでカテゴリーが表示されないのでレンタルサーバを引っ越したでは、php.iniがうまく設定できず、WordPressの管理画面に「Fatal error: Allowed memory size of xxxxxxxx bytes exhausted」というエラーメッセージが出ると書きましたが、これは私の設定ミスで、その後うまくできるようになりました。以後、WordPressを使っていて特定の機能が使えなくて困るということはありません。

ただしtDiaryの方は、カテゴリプラグインを動かすとなぜかtDiary全体がエラーになって表示できなくなり、現在メインで使っているブログではないのであまり究明するのも面倒で、カテゴリプラグインの利用自体をあきらめました。

容量・転送量無制限とのことですが、単に個人サイトを置いておく私の使い方ではあんまり使い切れなかったです。アメリカにサーバがあるからか、WordPressの表示は遅めですが、管理画面はブログトップページよりは早めに開くので、私の使っているテーマかプラグイン、あるいは読み込んでいるバナー類に問題があるのかもしれません。500とか503エラーは、たまに出ますが、私としてはまあ許容範囲です。でもブログ更新直後にデータベースエラーになったりすると「どうして~」と思いますが…。

コントロールパネルがcPanelというプログラムを使っているので見やすいのは気に入っています。月あたりのサーバの転送量もここに移ってから初めて知りました…。シェルログインは可能ですが指定されたところに身分証明書のコピーをFAXしないといけないようです。私は面倒で結局やっていません。

まあこのまま使い続けてもいいかなというレベルなんですが、やはり私は別に容量・転送量は無制限でなくてもいいし、もう少しお金を払ってもいいから、日本にサーバがあってもうちょっとレスポンスがいいところがいいなぁ…ということで、次を探しているところです。

莫大な量のコンテンツのある方、若干表示がゆっくりめでもいいから転送量に制限がかかるといやだという方、英語がメインのコンテンツだったり、アメリカからのアクセスが多い方、またはもっと円高になった場合はおすすめかもしれません。

【同レベルの金額で他の選択肢】

  • WordPress公式サイトでもお勧めされている、bluehostというレンタルサーバがあります。ここは月額6.95ドル(たぶん1~2年契約という条件つき)で、初期費用はないと思います。bluehosthostmonsterは運営元が同じという噂で、だからサイト構成がまったく同じです(コントロールパネルなども同じのようです)。私は「同じなら安い方がいいや」と思ってhostmonsterを借りましたが、bluehostの方が値段が高く、またWordPressのお勧めでもあることを考えると、いくらか質がいいのかもしれません。でもサーバがアメリカにあるという点では同じだしな~と思い、ここへの乗り換えは私はやめました。

移転検討中 エックスサーバー X10プラン (月額1,050円 【12ヶ月借りる場合。初期費用 2010/7/2まで 1,575円】)

以前私もさくらで悩まされた「はずれサーバにあたってしまう」という問題ですが、ここではエックスサーバー内のほかのサーバーに移転できるサーバ移転機能というのがあるので、気になっています。独自ドメイン・サブドメイン設定無制限というのもいいです。なお、マイナス点としてはシェルログインはできません。まあ過去1~2年間で全くやりませんでしたが、そういう技術的なことは全くやらないと割り切れるかどうかですね。

初期費用がどのプランでも3150円のところ、2010/7/2まで期間限定で1,575円になるので、もうさっさと移ってしまおうかなあとも思っています。

【同レベルの金額で他の選択肢】

  • かなり昔(2003年ごろ)使っていたアイネットディーという会社が月980円のプランを出しています(現在のLightプラン。以前はもっとプランが少なく、月1000円より安いプランはなかった)。ただし、マルチドメインの項にあるように、持ち込んだドメイン設定にはそのつど設定料金(525円)がかかるので、新しくドメインを取って増やしたいときなどに出費が生じます。最近のことはわかりませんが、運営はしっかりしていたという印象です。
  • 少し金額が上(月額1500円)になりますが、さくらのレンタルサーバのプレミアムプランというのがあります。負荷観測でも一番下の方の、ユーザー数が最大でも40程度のところがプレミアムらしいですが、負荷は低めに抑えられているようです。
  • こちらも月額1500円ですが、ロリポップ!チカッパ!を運営するpaperboy&co.の上級サービスがヘテムルです。これもたぶん悪くないんじゃないかなあ。

ドメインについて

個人サイトを穏やかに10年続ける方法で書いた通り、私は個人サイトを長く続けたいなら、独自ドメインを取ることをお勧めします。レンタルサーバ固有のサブドメインにすると、そのレンタルサーバを離れたくなったときにURLが変わってしまうので。同じ理由で、借りているレンタルサーバを通して独自ドメインを取るなど、移転するときにドメインを持っていけない方法でドメインを取るのもおすすめできません(逆に言えば、移転するときにドメイン管理を他社に移管できるなら問題ありません)。

私がここ7年くらい(もっとかも)使っているのがムームードメインです。com/net/orgでは国内最安値レベルです。厳密に最安値かどうかわからないし、他社でも一時的な値下げはあるかもしれませんが、ドメインは年単位で持つものなので、自分の維持したいドメインが最安値レベルに入っていればそれでよいと私は思っています。コントロールパネルも普通に見やすいです。といってもレンタルサーバを移転したときにネームサーバの変更くらいしかやりませんが。現在yuco.netは2006年から5年間、2011年までの契約になっています。次の更新を忘れないようにしないと。

個人サイトを穏やかに10年続ける方法

私は1998年12月に個人サイトを始めたので、途中閉鎖していたことはあったものの、開始からは11年を過ぎました。自分の経験から、個人サイトを長く運営するにはこうしたらいいんじゃないかなーと思うことを書いてみます。私は個人サイトについては、大人気になることよりも細く長く、人生の記録として続けることをよしとしていて、今まで自分がやったように運営してきてよかったなあと思っています。正体を隠して煽りに煽ってはてブを稼ぐようなサイトは想定していません。

1)技術的に可能なら、ドメインを取って、レンタルサーバを借りて、多くの人が使っているオープンソースのブログツールを入れるのがオススメ

技術的な話から始めます。現在、個人サイトを始めるなら、まず考えるのはブログツール(レンタルサービスを含む)を使うことかなと思います。ブログツールはいちいちHTMLを組まなくともよく、permalink、カテゴリ機能、RSSなどいろいろと便利です。

私が個人サイトを開始したころは、ブログという言葉もなく、HTML手書きが普通でしたが、その後、色々なツールを使ってきました。黒木掲示板CGIを改造して投稿欄を自分だけにしか見えなくして、自分用のブログツールのようにしたこともありましたし、nDiaryというwiki記法のようなテキストを書くと、ローカルでHTMLを生成してくれるので、それをアップロードするという仕組みも使いました。その後tDiaryに落ち着き、かなり長く使っていましたが、2008年にWordPressに移行しました。

WordPressのプラグインやテーマを入れたり、デザインをいじったりする程度なら、プログラミングができなくても、FTPができてHTMLとCSSが大体分かれば可能です(私はこのレベルです)。

以上のようなことができて、これから開始するならWordPressがお勧めです。世界で一番多く使われているブログツールで、各種プラグインが公開されているので、レンタルブログよりはできることの幅が広いと思います。ただし英語は読めるほうがベターです。

なぜ多くの人が使っているオープンソースのブログツールが良いのかというと、自分でプログラミングができなくても、作者がツールのアップデートに飽きて放置、その後進化が止まってしまうという可能性を極力少なくできるからです。あるブログツールを使おうとしていて、現在ある機能だけでよい、これ以上進化しなくても構わないと今は思っていても、今後セキュリティホールが明らかになったり、新しいネットサービスと組み合わせたりという需要は必ず出てくると思います。

しかし一般的には、ブログを開始するときにはブログレンタルサービスで借りる人が最も多いと思います。それでも良いと思います。特に、技術的な知識がない場合、ブログのアップデート等のメンテナンスが面倒な場合はおすすめです。

ただし、ブログレンタルサービスは、そのサービス提供会社がブログにどれだけ力を入れるかによって、使える機能などが左右されてしいます。運営会社がレンタルブログで収益を上げられない場合、ユーザーを引き寄せるための新機能追加はあまり行われないでしょうし、最悪の場合、サービスごと他社に売却してしまうこともありえます。最近では、ドリコムブログがライブドアブログに売却されたという例もありました。この場合、ログは引き継ぐことができますが、前のブログにもらったリンクはすべて無効になってしまいます。そのほか、画像アップロード容量が制限ぎりぎりまで来てしまい、ブログ移転を余儀なくされるということもあるのではないでしょうか。

またサービス会社の都合でなく、自分の意思で他社のサービスに移った場合も、やはりリンクは引き継がれませんし、ログの移行が難しい場合もあります。

ドメインを取ってレンタルサーバを借りるならば、URLはドメインを更新する限り半永久的に同じです。各種レンタルブログでは、有料オプションとして、ドメインマッピング(自分で取得したドメイン上にレンタルブログを設定するもの)がありますが、上記のブログレンタルサービスを使う場合と同じデメリットは残りますし、その後同じドメインでレンタルサーバを借りてブログツールをインストールしようと思った場合、同じ記事を同じURLで維持するのは、不可能ではないでしょうがかなり難しいため、外部からのリンクは引き継げないと考えた方がいいです。なので、ブログツールのインストールができるなら、最初からそうした方がいいと思います。

2)テーマは決めなくてもいいのではないか?

たとえば海外生活を開始したときに、「○○のハワイ生活」みたいなタイトルでブログを始める人がいます。そして、何年か経ってハワイを去るときに「目的を終えたので閉鎖します。東京に戻ってからの生活は http://example.com/ で~」と移転を通知する人がいます。あるいは、料理にはまっているときにお料理ブログを作り、飽きたら放置とか。そういう人は、ブログサービスを借りるときのアカウントでhawaiiとかcookingとか入れるので、別の用途には使いづらいのかなーと想像します。あるいはcookpadに付属するブログなど、そもそも料理について書くことを期待される場を選んでしまうとか。

そうではなく、「自分のなんでもブログ」を1つ作って、料理とかハワイ生活とかいうのはカテゴリにすればいいんじゃないかなと思います。ある時期には料理カテゴリが頻繁に更新され、あるときは別カテゴリでいいじゃないですか。

ブログをずっと続けるということを考えると、ある時期の状態や興味をブログのURLなど変えられない部分に使うのは避けたほうがよいということです。

3)なぜそこまでして続ける方がよいのか?

単純に、長く続ける方が読者が増えます。やはり多くの人に読んでもらえるのは嬉しいです。また、個人サイトを長くやっている人というのは、ネット上の発言についてある種の信頼感を持ってもらえることが多いと思います。また私は、ブログの読者はほかの誰よりも未来の自分だと思っているので、それほど頻繁にはやりませんがブログをあとで読み返すのは楽しいです。さらに、ネットでブログを読みあって、その後会うようになったという友人がいるので、彼らからの信頼という点でも、ブログをころころ閉鎖したりハンドルネームを変えたりしたいとは思いません。

4)いつ誰に読まれてもよい内容にする。感情の捨て場にしない

とはいうものの、リセットして、ハンドルネームも変えてキャラクターも変えて、新しいブログを作る人というのもたくさんいます。そういう人は、あるときに今までのログが恥ずかしくなるのかなと想像します。人間だからそういうことはあります。でも、本当に過去ログの全部が捨てるべき内容でしょうか? 過去に書いたブログで、恥ずかしい、特定の誰かに読まれたら困る、という内容を書いてしまったら、その記事だけ消してしまうのはどうでしょうか。全部捨てるよりは、残したくない記事だけ消す方がましです。

また、はてな匿名ダイアリーに顕著ですが、同じ人が継続的に書く一般的なブログでも、相手が読んだら分かるような悪口や愚痴などを、「どうせ見つかることはないだろう」とばかりに、感情のゴミ捨て場的に書く人がいます。こういう文章は、気が済んでしまったら、自分のブログの過去ログに残っているのがイヤな気分になるでしょうし、そういう文章がたまってきたらリセットもしたくなるというものです。そういうものは、書きたいならローカルのファイルにしておき、ネットに置くのはやめましょう。どうしても他人に読ませないと気が済まないのなら、mixiで公開を限定して書きましょう。ネットは広いと思っていても、オープンなネット上に書いたものは案外相手に見つかるものです。私は過去に、会社の同僚が私の悪口を書いているブログをたまたま見つけたことがあります。職場の具体的な仕事内容が書いてあったので、会社名も同僚や私の本名も書いてありませんでしたが、自分のことだと分かりました。

5)匿名でもよいが、苗字または名前をもじったハンドルネーム、あるいは人名として自然なハンドルネームにする。匿名でも、いつ本名が分かっても構わないというつもりで書く

私が98年に個人サイトを始めたとき、当時の私と同じような理系の大学院生で個人サイトをやっているような人は、ほぼ本名・所属を出していました。それもあって、私もあまり深く考えずサイト内に本名と所属を出し、外部の掲示板等に書き込むときも本名を名乗っていました。その後、yuco.netというドメインを取ったこともあり、yucoというハンドルネームを使うようになりました。

そのような経緯もあって、私のネット活動をずっと追っている人には名前はバレています。過去の職場の人でもこのブログを知っている人は多いでしょう。「なかのひと」を試したところ、過去の勤め先3社からこのブログへのアクセスはかなり多かったのです。さらに、義両親もこのブログの存在を知っています!

そうは言っても、これからブログを始める人に実名を出すことはお勧めしません。企業によっては、従業員のブログ利用を禁じているところもありますし、そうでなくてもあとから問題視されることがあります。たとえ勤め先がそのような会社でも、ブログに本名を使わず、内容で仕事に触れず、会社からアクセスしなければ、バレそうになってもしらを切って逃げられると思います。

ただし、書くときは、途中で誰かに実名をバラされても構わないという心がけで書くのがいいと思います。リアル知り合いにあとから知られたら恥ずかしいという意味では、凝りすぎたハンドルネームもお勧めしません。苗字または名前をもじったハンドルネームあたりが妥当なのではないでしょうか?

……といろいろ書いてきましたが、私の知っている範囲でも、レンタルブログでも、面白ハンドルネームでも、テーマが1つだけでも、ずっと続けている人は続けています。「私はこうしてきたよ」という一例以上のものにはなりませんが、参考になれば。

WordPressでカテゴリーが表示されないのでレンタルサーバを引っ越した

昨年の5月くらいから、当時借りていたさくらインターネット(スタンダードコース)が非常に重く、当時はまだWordPressは入れておらずtDiaryを使っていましたが、ブログを更新しようとしても劇重だったり500とか503エラーが頻発するので閉口していました。

負荷観測鯖一覧 < なんとなく負荷観測の実験中 | さくらのレンタルサーバ非公式FAQでも、441番のサーバなのですが、まわりのサーバより負荷が高いです。ちなみに、この負荷観測は私が借りているスペースで行っていますが、現在私のコンテンツはこの負荷観測用CGI以外はすべて引き払っているので、私が負荷をかけているせいでサーバ全体の負荷が高いわけではないと思います。しかし、これを見ていると441番は負荷が高い方とはいえ、スタンダードコースで同程度に負荷が高いサーバは他にもぽつぽつあるので、さくら側としてはこの程度の負荷は許容範囲内なんだなと思いました。

2008年5月にさくらのサポートに問い合わせたときは、「お客様のコンテンツを拝見いたしましたところ、503 Service Temporarily Unavailable のエラーが検出されておりました。」とか、「本サービスでは月間や一日あたりのリソース(サーバ資源)使用量がそれほど大きくなくとも、瞬発的な大量の同時接続などサーバに対して著しい負荷を掛けていると判断した場合、一時的に制限を施させていただくことがございます。」(私のサーバがこの制限の対象になっているかどうかについては言及なし)など、 こっちからも確認できるようなことやレンタルサーバに関する一般論しか返事には書いてなくて、失望しました。しかし、2005年4月末からずっとさくらで借りていて、コンテンツの引越しも面倒くさかったので、ずるずると使っており、2009年5月の契約更新時にも翌1年分のお金を払ってしまいました。

しかし、2009年7月ごろになって、ブログ更新欲が湧いてきて、快適に更新できる環境を整えたくなり、さくらに再度問い合わせたら、データベースに負荷がかかっているので私のコンテンツには制限をかけているという返事をもらい(やっと、私の借りているものに対して管理側がなにをやっているか教えてもらえた!)WP Super Cacheを入れたりして、その後制限は外してもらえたのかと聞いたら外したとの返事でしたが、サーバの重さはあまり解決されませんでした。

そこでいろいろ調べて、さくらの契約期間がまだ10ヶ月くらい残っていてもったいないですが、サーバが重いのにイライラするよりはと、海外サーバのhostmonsterに乗り換えました。

hostmonsterにしたのは、各種レンタルサーバサイトで割と評価が高かったのと、WordPress公式サイトでもおすすめhostingとして紹介されているbluehostというところがありますが、そことhostmonsterは運営会社は同じで事実上同じサービスを提供していると言われており、hostmonsterの方が少し安かったからです。

hostmonsterは、これを書いている2009年9月7日現在、期間限定で月3.95ドルになっています(たぶん2年以上の契約が条件なんじゃないかと思います)。私が借りた8月上旬は、この時々やってくるという安売り期間ではなかったのですが、TOP 10 Web Hostingからのリンクでhostmonsterのトップページに行くことで(hostmonsterではなく、MonsterHostと表記してあります)、通常1年契約なら月5.95ドルのところ4.95ドルになりました。2~3年契約だともっと安いですが、いきなり複数年契約も怖いので1年契約にして、59.4ドルをカードで払いました。入会金はありません。

乗り換えを決めた理由は、500エラーや503エラーが頻発することのほかに、私は以前このブログのカテゴリを40個ほど作り、さらにそれを階層化していたのですが、いつごろからか、そのカテゴリーが一切表示されなくなったからということもありました。WordPressのフォーラムでも相談したのですが、カテゴリを階層化していることがサーバに負荷をかけているらしいということが分かったので、さくらでもカテゴリを階層化せずに表示すると、カテゴリーの順序がぐちゃぐちゃになるので見づらいですが一応表示されたりもしました。

hostmonsterに移って、最初は階層化されたカテゴリがちゃんと表示されたので喜んだのですが、昨日あたりからまたカテゴリが表示されなくなってしまい、また記事が1つもないので表示されてないのも含めると40以上あるカテゴリは、いくらなんでも作りすぎだろうと自分でも思い、階層化をやめて12個のカテゴリにまとめました。過去ログのほとんどについてカテゴリを変更したので疲れました…。その後何度かこのサイトを表示させていますが、カテゴリは表示されたりされなかったりという感じです。WordPressはカテゴリを階層化する機能を用意していますが、階層化はサーバリソースによほど余裕のある状態でないとまともに動かないものなのかなと思いました。

Google Analytics調べでは、このブログが700PV/日程度、tDiaryを使っている旧ブログが100PV/日もいかないくらいで、この2つのブログが転送量のほとんどを占めています。全体の転送量は、サーバを移転した8月初旬~8月末で7.07Gです。この程度の負荷でストレスなく使うにはいくらくらいのサーバを使えばいいんでしょうね?

hostmonsterに対しては良い点もありますが不満点もあって、1年後更新するかどうかは分かりませんが、またデータベース等も含めて引越しするのめんどくさいなぁ…とも思っています。

良い点は、管理画面にcPanelというソフトを使っていて、これが分かりやすいことです。アメリカのサーバ会社なので管理画面も英語なのですが、アイコンがついているなどで、日本のレンタルサーバ会社が手打ちHTMLで作ったようなデザイン性のかけらもない管理画面に比べてよっぽど見やすいです。

また、相変わらずページを開くのに時間がかかりますが500とか503エラーは出なくなりました。みなさんにお見せしているこのブログの公開ページは相変わらず遅いですが、WordPressの管理画面の方はそれよりも早く開くので、WordPressのプラグインあるいはテーマに問題があるのかなとも思います。

悪い点としては、WordPressの日本語版は運用できなかったことがあります。管理画面からWordPressの自動インストールができますが、インストールできるのは当然英語版で、ちゃんと動くようになったあと、日本語化しようとしてwp-config.phpをダウンロードして「define (‘WPLANG’, ‘ja’);」と書き換えたら、そこしか書き換えてないのに「Fatal error: Allowed memory size of xxxxxxxx bytes exhausted」というエラーメッセージが出ました。それ以前に公式サイトからダウンロードした日本語版をFTPでインストールしようとしたときも同様のエラーが出ました。フォーラムで書いてあるように、このサーバではPHP.ini ファイルを編集できるので、デフォルトでmemory_limit = 32M となっていたところ、数値を徐々に増やして256Mくらいにまでしてみましたが変わらず。仕方がないので英語版のまま運用しています。

さらに、WordPress本体の自動アップグレードができません。これも「Fatal error: Allowed memory size of xxxxxxxx bytes exhausted」というエラーメッセージが出たと思います。なので面倒ですがFTPでダウンロード&アップロードしています。なお、プラグインの自動アップグレードはできます。

また、デフォルトではシェルログインができません。シェルログインしようとすると何か書類をFAXか何かで送れという表示が出てすぐ消えますが、あまりにもすぐ消えてしまうのでどこに何を送るのかメモもできません(Poderosa使用の場合)。

これは良くも悪くもない点ですが、hostmonsterを使う際には、FTPソフトにFFFTPを使うとファイルがうまく転送されない場合があるとあちこちのサイトで読みました。お勧めはFileZillaだそうで、FileZillaに乗り換えましたが特に問題もなく使えていますしFileZilla自体も使いやすいソフトです。さくらを引き払うとき、最後にファイルを消すときにFFFTPからだとうまくファイル削除ができず、普段滅多に使わないコマンドラインを調べまくってファイルを消去しましたが、FileZillaならできたのかもしれません。

というわけで、hostmonster、最高だとうたう個人サイトも多いですが、決して万能とはいえないと思います。とりあえず契約期限の来年8月までは、よっぽどひどいことがない限り使い続けると思いますが、その後乗り換えるかどうか考え中です。その割には検索すると絶賛するサイトがたくさん見つかりますが、自分のリンクを踏んだ人が契約したら65ドルもらえるという高額なアフィリエイトプログラムを提供しているので、アフィリ目当ての人が多いと思われます。

まとめ

  • WordPressの階層型カテゴリはサーバに負荷をかけるので避けた方が無難
  • さくらのレンタルサーバには当たり外れがある。ハズレを引いたらどうしようもない
  • 絶賛されているレンタルサーバはアフィリエイト目的を疑え
  • 月7G程度の転送量で快適に使えるレンタルサーバがあれば教えてください(月1000円/10ドル以下程度が希望ですが相場があればそれも知りたい)

私は「発表の場」としての個人サイトをこれからも運営するよ。

「発表の場」としての個人サイトは絶滅する。という記事が話題になっている。

すごくタイムリーなことに、ちょうど今日にじむさん(ドメインこそ持っていないが、長年同じレンタルサーバでサイト運営している)と会って、JR目黒駅前のTo The Herbsで遅い昼ごはんを食べながら個人サイト運営に関する話をしていたのだった。私はこのブログ自体がそうであるように、99年から独自ドメイン&レンタルサーバ派であり、今後も(よっぽどコストが暴騰でもしない限り)それを続けるよ。

私はパスタを食べながらにじむさんに言った。「今はてなダイアリーで人気があってアクセスを集めているような人って、はてながつぶれたら一体どうするんだろう? 超もったいないよね」

まあ、Googleが運営するYouTubeとかはそう簡単には潰れないだろうけど、日本ローカルのネットベンチャーがやってるようなのは倒産とかサービス休止のリスクは結構あるよ。ライブドアブログに吸収されたメモライズ(ブログという言葉がなく「Web日記」と呼ばれていた頃の割と有名なレンタルサービス。たしか日記と掲示板をセットでレンタルしていた)とかみんな覚えてる? サービスが休止しても、ブログのログをどこかに移行することはできるだろうけど、今までもらっていたリンクは全部無駄になってしまう。そういう意味では私は早い時期に独自ドメインを取って、その中にブログツールをインストールするという形でずっと運営してきてよかったと思っている。

ただ、ブログツールの手入れとか、それ自体が好きじゃないと続かないところは確かにあるんだよなあ。まめにバージョンアップして、欲しい機能があったらプラグインを探して、とか…。盆栽の手入れとか庭仕事に似たところがあると思う(どっちもしたことないけど)。例えばWordPressなら、単にインストールするだけならかなり簡単だけど、結局自分の好きな見た目にしていろんな機能をつけて使い込んでいくには英語が読めないと困るし、HTML/CSSの知識も要るし、面倒がらずに検索して目的のプラグインを探さないといけないし、などなど。私はそれ自体が好きだから続いているけど、文章だけ書きたい、絵だけ描きたいみたいな人もいるだろうなあ。

また、私もにじむさんも90年代(前世紀!)に個人サイトを始めたけど、今からサイトをやるとしたら、現在やっているようなレンタルサーバで個人でやるか疑問だよねという話はした。今から始めるなら、なんらかの形でソーシャル系サイトに加入せず個人サイトに好きなことを書くだけでは、やはり何のつながりも生まれないのかもしれない。昔は個人サイトを運営している人同士というだけで連帯感があったが、ネットがここまで一般的になると、もっと細かい区分、つまり同じソーシャル系サービスを使っているとかじゃないとコミュニティ感を持てないのかもしれないなあとは思った。

それから最近、黒木玄さんが7年ぶり(!!)に復活してサイトを更新されてたけど、この人が運営していた「黒木のなんでも掲示板」というのは知的レベルが高い人が集う掲示板群として有名だった。私は恐れ多くて書き込んだことはなくずっとROMってたけど。

この掲示板の影響を受けた個人掲示板というのがいくつかあって、山形浩生ファンサイトの掲示板(跡地)なんてのもその一つで、私はここには結構書き込んでいた。それによって私を認知してくれた人は多く、私のネット友達の大きな部分はここの常連投稿者つながりだったり。ブログ普及以前の、みんな個人サイトをそれぞれに背負っていて、議論したいときはどこかの掲示板に出てくるという掲示板文化もなかなか良いものだったと思う。

ただ、掲示板は管理者に負荷が集中的にかかる(荒らし対策も、一応「掲示板は特定個人のものではなくみんなのもの」的に思われてるから、あまり強権的にできないし、強権的にやると人が離れていくし、一部の常連とだけ親しくするのも雰囲気的にまずくなる場合があるし、投稿がないときに適切な話題を振るスキルなども必要)あたりが大変で、それが理由でブログにコメント・トラックバックができるのが普通になったのとほぼ平行してすたれて行ったのかなあという気もする。

ブログを移転したら登録変更するネットサービス

あちこちのネットサービスに自分のブログを登録してあったので、ブログを移転したらそれらを更新する必要がありました。そこで、どこの登録を変更する必要があったのか、このエントリで一覧を作ってまとめておきます。

お世話になりましたtDiary/WordPressに移行する理由

私は2002年からtDiaryというブログツールを利用してブログを書いてきました(diary.yuco.net)が、このたびWordPressに移行することにしました。

私がtDiaryを使い始めた当時は、ブログという言葉よりも日本では「Web日記」という言葉が定着していたとおり、日付単位で日記を書くのが一般的でした。tDiaryではpermalinkのURLは年月日をあらわす8桁の数字です。1日の中に複数のトピックで日記を書くことはできますが、1ページの中に複数の日記を書く形になります。コメントやトラックバックは、トピック単位ではなく日単位でつきます。

ちなみに、tDiaryを参考にして作られたはてなダイアリーも、当初は日付単位でしかコメントをつけられませんでしたが、その後、記事単位でのコメントも可能になり、現在は日付単位と記事単位でのpermalink、コメントが可能となっており、混乱した状態になっています。permalinkが分散するとブックマークも分散してしまうので、はてブでホッテントリに上がりにくいというデメリットがあります。

tDiaryには大きな特徴が二つありました。一つは日記本文の直下にコメント(ツッコミ)がつくことです。現在のブログツールでは当然の機能ですが、当時は先進的でした。当時はHTML手打ちで日記を書いたり、日記ツールを使うとしても、読者とのコミュニケーションの場としては日記とは別に掲示板を設けるのが一般的でしたから。もう一つは、言及されてリンクが貼られたときに一目で分かるリファラ表示機能でした。しかしその後、スパムリファラの増加(リファラそのものを偽造するタイプと、ブログを適当に拾ってきてリンクするスパムブログや、それに限りなく近い情報量の少ない「マッシュアップサイト」からのリファラとの両方)により事実上無効になりました。

tDiaryは、日付単位で「日記」を書きたいという人には便利だと思います。特定の日付に何を書いていたか調べたいという場合はURL直打ちで目的のページに到達できますし、たとえば毎年9月29日の日記に何を書いていたか一覧できる「長年日記」などの機能があります。また日記本文やコメントなどの保存データは全てテキストなので、インストールにデータベースを必要としない点もメリットのひとつです。

今まで何度かWordPressはインストールしてみたことがありますが、tDiaryから乗り換えるほどではないと考えていました。しかし、今後運営していきたいサイトの形態を考えたとき、日付にこだわらない日々の行動以外の文章を蓄積し、再利用可能な形にしたい。その為には記事が日付単位というのはどうしても具合が悪い、と考えるようになりました。さらに、カテゴリを親・子・孫カテゴリと3世代に分類できるのも、とにかく一つのブログに何でも文書を放り込み、適切に分類したいと考えていた私にとっては便利です。(もっとつまらない理由としては、ここ半年以上なぜかtDiaryのトラックバックを受ける機能が動かず、理由がわからないのでついに諦めたというのもあります)

また、WordPressはインストールも簡単で、検索ボックスがデフォルトでついており、投稿画面のHTMLエディタや下書き自動保存機能、管理画面で投稿した記事を一覧できることなどは書き手にとって非常に便利です。世界で最も使われているブログツールなので、デザインテンプレート(テーマ)が豊富なのも魅力です。

tDiaryを使うことは、プログラミングができない私にとってオープンソースプロジェクトの運営を覗かせてもらえるよい機会になりました。機能に関する提案に対して、それを受け入れるか却下するかという、開発者のたださんの考え方を読ませてもらうのは非常に参考になりました。初期からのユーザーだったので、開発者の方々との距離も近く、「こんな機能があったらいいな」「どうしてこういう風になっていないの?」「このプラグインを入れてみたが動かない」等の意見をブログに書くと、開発者の方が対応してくださったり、非常にお世話になりました。そんなわけで愛着のあるツールであり、移行は少し残念でもあります。tDiary開発者のみなさま、今までどうもありがとうございました。

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