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湘南・鎌倉生活 Archive
藤沢のうなぎ店、はま吉(はまよし)
- 2010/06/07 01:14
- 湘南・鎌倉生活
アメリカに住んでいたとき、一時帰国した夫が成田空港で見つけたのが「海外へのお土産No.1」として売られていたうなぎ真空パックで、3人前で5000円くらいだったのを買ってきてアメリカでうな丼にして食べたのですが、このうなぎがパサパサしておいしくなくて。日持ちのするパックにするとああいう味にならざるを得ないんでしょうか……。私も夫もうなぎ好きだったのでがっかりでした。
そんなわけで、帰国して藤沢に住むことになったとき、食べログで評価が高いこの店に行ってみたいなと以前から思っていました。
しかし、私たち夫婦は夕食に出かけるのが遅いので、19時閉店のこの店は夜に行こうとするとすでに閉まっていたりで、お昼に行き、やっと開店中のお店に入ることができました。
店舗の道路に面した部分で、炭火でうなぎを焼いていて、テイクアウトもできます。店内は小さくて20席ほど。古くからあるような和風のお店ですが花が生けてあったり清潔な感じです。12時過ぎに行きましたが満席で、少し待ちました。メニューは「普通のうな重しかない」とのこと。元々メニューは飲み物を除けばうな丼(うなぎは一切れだけらしい)、うな重(普通のもの、もっとグレードが高いのが2種類くらい)、柳川鍋(7、8月はお休み)と数品のおかずのみと、それほど多くありませんでしたが、その中でも今日は普通のうな重だけのようです。
注文後待っているときに、小さなお店なので、お店の人が電話に応対しているのが聞こえたのですが、今日はうなぎがなくなってしまうのでお昼だけで店を閉めるようなことを言っていました。どうも、一定数のうなぎを仕入れて、使い切ったところで夕食前でも閉店になる店のようです。さらに7、8月は開店時間を短縮するようなことが書いてありました。非常に流行っているようだけど拡大志向じゃないんだなあと思いました。
うなぎはもちろんやわらかく適度に油分もあっておいしかったです。ごちそうさまでした!
- はま吉 はまよし – 藤沢/うなぎ、鰻 [食べログ] → 「定休日 水曜日・火曜日の夜」とありますが店内の貼り紙によると月曜定休だったような……? 行きたい方は電話で確認してみてください。
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日帰り鎌倉、美術館と海岸を見てきたよ (2009.1.27)
神奈川県立近代美術館鎌倉館の、冬の所蔵品展示 1910-1930年代の日本近代絵画を中心にが見たかったのと、買ったばかりのGX200を持ってちょっと遠出したかったので、鎌倉に行ってきました。
鎌倉駅に着いたのはお昼前ごろでした。とりあえず、老舗の喫茶店&アンティークショップのミルクホールに行って、カレーライスを食べました。
ミルクホールはアンティークな感じで内装も素敵です。
それから鶴岡八幡宮境内にある神奈川県立近代美術館鎌倉館に向かいました。やはり冬の所蔵品展示で大きく出ている古賀春江の絵が一番良かったかな。こういうモダンな感覚の絵画がたくさんあるのかなと思ったのですが、それほど多くはなかったのでそれが残念でした。
神奈川県立近代美術館鎌倉館は、建物もモダンな感じで可愛いです。中庭にはイサム・ノグチの彫刻があります。
建物のとなりには池があります。
見終わったあとは鎌倉別館に移動して慈しみのまなざし 関合正明展も見ました。一枚のチケットで両方見られるので、行かないとなんだか勿体なくて。
鶴岡八幡宮にお参りして、境内を少し歩きました。
その後、鏑木清方記念美術館に向かいました。ここは規模が小さく、絵画の数はそれほどなくて、それが残念でした。鏑木清方の部屋が再現してあり、それは見ものでしたが。私が行ったときは鏑木清方の絵をもとにした羽子板と、もとにした清方の絵(本物ではなくパネル)を並べる展示をしていました。
鏑木清方記念美術館のあとは、いったん鎌倉駅に向かい、そこから若宮大路を鶴岡八幡宮を背にして海の方までずっと歩きました。
海を見たかったのは、倉橋由美子『暗い旅』の最初の方でヒロインが鎌倉駅から材木座海岸のあたりまでタクシーで向かうというシーンがあったからです。
ヒロイン(名前は分からない)はタクシーを使っていますが、私は行きも帰りもタクシー代をけちって歩きました…確かに歩くとちょっと長いです。歩けない距離ではないですが、わりと単調な道で歩いていてそれほど楽しくないというのもあります。バス停もありましたがバスの頻度は多くなかったので乗れませんでした。
由比ヶ浜 – Wikipediaによると「滑川河口の西側の海岸とその周辺(由比ガ浜一~四丁目付近)を由比ヶ浜、東側を「材木座海岸」と称している。現在は湘南の海として知られ、毎年夏になると多くのサーファーが集まっている。」とのことです。『暗い旅』の時代にはサーファーなどいなかったでしょう。その代わりに夏を遊んで暮らせる若者というのが恵まれた一部の階級だけだった頃の話です。
小説内では材木座と言っていましたが、以下の写真は由比ヶ浜のほうで撮りました。材木座の方へも歩いていったのですが、ちょうどそのあたりでカメラが電池切れになってしまったので。
若宮大路をくだってきた小型タクシイ、赤煉瓦色のニュー・コロナをとめる。材木座のほうへ、とあなたはいう。
「材木座のどの辺です?」
「海の見えるところまで」
「海岸橋のあたりでいいですか?」
「そこから左へはいってください」
あなたはすこし芝居がかっている。だれもタクシイに乗ってそんないいかたはしないだろう。あなたは、いま自分が悲劇の主演女優めいた憂悶の顔で、その舞台、冬の風にざわめく海にむかって歩みでていこうとしていることを知っている……
荒れはてた真冬の海水浴場だ、散乱する竹や木片、死人の足首のような靴、褐色の瓶。砂浜を吹きぬける塩辛い風と波の音があなたに襲いかかる。海はあなたを裏切った……あの神話的な輝きを帯びた海はもうどこにもない、あなたがたがそのなかで火の色をした二匹の魚のように泳ぎまわった海、エメラルド色の庭園に似たあの海は……
『暗い旅』ではかなり荒涼とした描かれ方をしていましたが、私が見たのは若干寒かったけれど、平和でのんびりした冬の海でした。犬の散歩をしている人が何人かいて、こんな海岸を犬と走ったら楽しいだろうなあと羨ましかったです。
撮った写真をFlickrにまとめました。20090127 鎌倉 – a set on Flickr
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