政治参加は男だけの仕事なのか

病児保育のNPO法人フローレンス代表 駒崎弘樹のblog: 選挙に行かない男と、付き合ってはいけない5つの理由

いやぁ、「子育てと仕事の両立が当然の社会を創ろう」(ブログのプロフィールより)とか言っている人がこういう発言をしているのには本当にびっくりしました。

「読者モデル」で「女子大生」だったりする、男はよりどりみどりであろう女子本人の政治参加については何もコメントせず、社会に関心があり政治にも参加している男はきっと仕事もできて頼もしいから結婚して守ってもらいましょう、としか読めないんですが、これって男女の性別役割分業につながる意見じゃないんですか?

「20代女子の皆さんに忠告」するなら、なんでストレートに「社会に興味を持ち選挙に行きましょう。それがあなた自身と将来の子どもを守ることになります」と言えないんですかね。

このエントリを執筆している時点で、元のブログのほうは7978回、BLOGOSに転載されたのは4766回tweetされているなど反響がたいへん大きく、反応を見ても、ほとんど絶賛する意見ばかりです。

褒めている人たちは「若者は選挙に行こう」という、政治的に正しそうな呼びかけならなんでもいいんでしょうか?

「ネタなんだしいいんじゃないか」という意見もありましたが、ネタにこそ、その人の素のジェンダー観が表れると思うし、よりにもよってこういう立場の人が、ちょっとおもしろおかしく書こうとしたらこういうネタを選んでしまうというのが、まさしく「おじさんが社会を動かす国ニッポン」という感じがしました。

でもまぁ、割とリベラル寄りというか「女性の社会進出」に賛同している男性でも、日本の一般的な男性のジェンダー観ってこんなものかも。これがいかにも保守的おっさんタイプの発言者だったら私もスルーしてたと思うし。

そういう国で以下のような調査結果になるのも、そりゃあそうだろうなという感じがします。
「夫は働き、妻は家庭」20歳代男女で大幅増 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)