ソーシャルメディアを使った情報収集は本当に便利なのか
私は1998年に個人サイトを始めて、ネットにものを書き、それを読んでくれた人とつながるのが楽しくて続けてきた。それがブログの時代になり、そしてソーシャルメディアの時代になって今までやってきたのだけど、このままネットジャンキーを続けて何か得るものがあるのだろうかと最近思っている。
特にソーシャルメディア時代になって、デマ、間違い、実話に見せかけた作り話などが混ざっている情報を大量に仕入れて、ネットリテラシーを発揮してその真偽を見分けるのが最先端の情報収集スタイルだというのは個人個人にかかる負荷が大きすぎて、従来のマスメディア中心の情報環境に比べて退化していないか。
もちろん、マスメディアにも間違いはあり、それに対して個人がつっこみを入れることができたり、その件に詳しい人の解説がネットで読めることは現在の情報環境の大きなメリットなのだが、ネットとマスメディアにおける信頼できない情報の混入率を比べると、ネットの方がゴミが多く混ざっていると思う。
なので、マスメディアも完全無欠ではないことも頭におきつつ、マスメディアによってきちんと精査・編集された情報だけ受け取っていればいいやという考え方も十分ありだろう。
ソーシャルメディアは、情報源としてではなく親しい人とのコミュニケーション目的(facebookが推奨している使い方)でだけあればいいのではないか。たとえネットから情報が欲しいとしても、ある行動をするために判断材料が欲しくなったときにはじめて検索などで情報収集すればいいのであって、たとえばtwitterのタイムラインを見るような、いくら自分で選んだ人をフォローしているとしても、ソーシャルメディアで普段からジャンルも自分にとっての重要性もバラバラな情報を仕入れる意味ってあまりないよなぁと思う。
ただ、たとえばfacebookでも、「友達Aさんが投稿した、Aさんとのコミュニケーションに必要な投稿」と「Aさんが投稿したデマないしはコミュニケーションの役には立たない情報」との区別が機械的につけられないのが問題なのだけど……。
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