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規則を守れ厨の増加が意味するものは、ネットのフロンティア時代の終わりかもしれない

カテゴリー : ネット関連 — 2011/02/25

facebookの古い悪習に、僕らがNo!と言う理由 – しっぽのブログブックマークコメントなどにたくさん見かけられる、「Facebookは実名で使うもの。ハンドルネームで使いたいという考え自体が間違っている、だったら使わなければ良い」みたいな考え方の人たちを見て軽くイラッとしていたのだが、「ネットのルールは自分たちで考え、働きかけて決めていくものだ」という考えがない人もいるんだろうなと気づいた。

かつて著作権に関する議論などでみられたように、2000年代前半までは、ネットでの議論に「ネットのルールは自分たちが作る」という雰囲気があったと思う。

弱小SNSならともかく、Facebookのような大規模SNSのルールは、ネットのかなり大きな部分を占めるルールだから、与えられたままではなく自分たちで働きかけていこう、という気風。レッシグを参照したりとかね。

でもその後「ネットでは与えられたものを与えられたままで使うもの。なぜ文句を言うの?」というノリのネットユーザーが増えたのかもしれない。

IT技術というのは、自分の作った技術の上で他人が何かするのがうれしい人、つまりプラットフォームを提供したい人が使うもので、流行るネットサービスを作りたいというのもそれなんだけど、私はプラットフォームは借り物でもよくて、それを使ってただ自分の表現をしたいだけだったから、何年もプログラマたちの近くにいて、勉強しようとも思ったのにプログラミングが身につかなかったのだと、過去の自分のブログを読んで思った。

私はプログラミングができなくても、著作権や実名匿名、個人情報などのルールについては発言していたし、もちろんプログラミングができる人はもっと多く発言していた。

かつてネットでの議論に「ネットのルールは自分たちが作る」という気風があったのは、ネットはフロンティアだから、規則は自治によって決めるという認識があったからだろう。ネットサービス会社が作った規則をそのまま守りましょうという人が増えたのは、ネットがフロンティアでなくなったからか。

もし今、はてなが住所登録を必須化したら、反対運動は起きるだろうか。

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