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West Side Story@Palace Theater

カテゴリー : アメリカ生活,舞台もの・イベント — 2009/12/29

先日ニューヨークで、現在再演しているWest Side Storyを観てきました。

当日(土曜日)の朝になって昼公演を見ようと思い立ったので、タイムズスクエアのtkts(ミュージカルの当日券が余っていれば割引で買える場所)に向かったのだけど、tktsは長蛇の列で、しかも電光掲示板を見る限りはWest Side Storyの文字はなかった。でもtktsのすぐ横がWest Side Storyを上演しているPalace Theaterだったので、そこの窓口で買えました。もちろん定価。人気の公演だから、当日券が余っても上演までには売れると読んでtktsに流さないのかもしれません。実際、席はほぼ全部埋まっていました。

話は変わりますが、アメリカに来て驚いたことの一つに、スペイン語がすでに準公用語であったことがあります。公共交通機関での乗車マナーのポスターとか、商品のラベルなどにも、英語とスペイン語の両方で表記されていることは珍しくありません。喫茶店などに入っても従業員同志はスペイン語で話していることもよくあります。ちなみに、私は大学生のとき第2外国語でスペイン語を取ったので、挨拶やごく簡単な単語は覚えていますが、あとはもう大半忘れてしまいました…。なので、「この人たちが話しているのはスペイン語だな」というのは分かりますが、具体的に何を話しているのかは分からないレベルです。

West Side Storyではロミオとジュリエットを下敷きにしたミュージカルですが、ジュリエットに当たるマリアはプエルトリコからの移民という設定なので、スペイン語がしばしば使われています。むかし映画版を観たときは、こんなにスペイン語が入っていたという記憶がなかったので、ヒスパニック系の移民が増えているという現実をもとにした新しい演出なのかなと思っていたら、ウエスト・サイド物語 – Wikipediaにもそう書いてありました。具体的には、トニー(ロミオに相当)がマリアの家族と話すときに、スペイン語で挨拶して親しもうとしていたり、逆にジェッツ(アメリカ人のギャング団)がシャークス(プエルトリコ人のギャング団)を小バカにするような調子で使われていたこともありました。

あと印象に残ったのは衣装の色。ジェッツはオレンジ中心、シャークスは褐色の肌に映えるであろう(といっても、舞台上の役者の肌の色の違いは分からなかった)紫を中心に、主人公のトニーとマリアは青系でまとめてありました。またジェッツは男性中心のダンス(女性もいるが、短いタイトスカートなので後述のシャークスに比べるとあまり映えない)、シャークスはフラメンコ風のボリュームのあるスカートを生かした女性のダンスが印象的でした。

映画版のDVDは以下2種類が安価(2000円以下)で出ているようです。

ウエスト・サイド物語 [DVD]

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン( 2008-11-19 )

時間:152 分

1 枚組 ( DVD )



ウエスト・サイド物語 (コレクターズ・エディション) [DVD]

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン( 2008-04-18 )

時間:152 分

2 枚組 ( DVD )


そして、このミュージカルはやはり音楽がすばらしいです。有名な五重唱の”Tonight”は観劇後何日も経っても頭の中をリピートしています。特にマリアの声が高く澄んで微妙な暗さがあり、気に入りました。以下は映画版の”Tonight”。

映画版のサウンドトラックは以下。こちらも2000円以下で対訳つきとのことなので、日本に帰ったら買おうかなあ。

ウエスト・サイド物語 / サントラ

Sony Music Direct( 2004-07-22 )


以下は、開演前に撮った劇場の写真。

palace theater 01

palace theater 02

palace theater 03

服飾雑貨セレクトショップAnthropologieが超かわいい件について

カテゴリー : アメリカ生活,買いもの — 2009/12/13

先日ワシントンDCに旅行に行ったとき、ジョージタウンでたまたま店舗を見つけて入ってみたAnthropologieというお店が非常に気に入りました。あとからネットで調べて、親会社はUrban Outfittersで、全米に90店舗以上、そのほかカナダとイギリスに店舗があることを知りました。

日本で似たテイストのお店を挙げるとしたら、恵文社一乗寺店かな。あえて一言で言うなら大人め森ガールな感じです。服から雑貨、食器、ドアノブのようなインテリア用品までいろいろあります。基本的にはメーカーではなくてセレクトショップの様子です。mixiコミュニティの情報によると、”ANNA SUI for Anthropologie”というブランドでANNA SUIが別ラインの服を作っているようです。

ちなみに店名ですが、”anthropology”ならば人類学という意味なのだそうです。なぜ語尾がieになっているのかよくわかりません。

雰囲気については公式サイトを見てもらうのが早いかと思いますが、いくつか言及しているブログも挙げておきます。さらに公式twitterもあるし@Anthropologie 、ハッシュタグ#anthropologieまであります。

お店にいたときは「超素敵!」と興奮しすぎて、逆に何も買えずに帰ってきました。こういうお店ってディスプレイも含めての雰囲気がすばらしいので、一点だけ買って家に帰ってきても、その商品はお店にあるものとは何か違ってきそうで。がんばれば編めそうな雑貨、服などもあり、編み物したい欲もかきたてられました。

日本から買い物するなら、楽天で服を扱っているショップがあるようです。

オバマ大統領の政策とHuman Rights Watch

カテゴリー : そのほか

ジャーナリストの常岡浩介氏とHuman Rights Watch日本代表の土井香苗氏のtwitter上の会話が興味深かったのでまとめてみました。

なお文中のICRCとは赤十字国際委員会、デマケとはdemarcationの意で役割分担、境界線等の意味だそうです。

発言の表示には、Twitterログまとめを利用させていただきました。ありがとうございます。

kanaedoi オバマ大統領のノーベル賞演説には、人権、国際人道法(戦争法、戦時国際法)への言及多数 link
shamilsh HRWはあのオバマの血まみれ平和賞の演説を翼賛するのか!アフガニスタンの米軍のどこに人道がある?RT @kanaedoi: オバマ大統領のノーベル賞演説には、人権、国際人道法(戦争法、戦時国際法)への言及多数 link
shamilsh ロイターは冷静。「米大統領がノーベル平和賞受賞、武力行使の正当性を主張」これを無条件で礼賛したHRWは人権組織として致命的じゃないか?あれは土井香苗さんの個人的見解?@kanaedoi http://bit.ly/6bKg0R link
shamilsh ぼくらナガサキ人にとって、核兵器が恐怖によって支配する世界はイマジンでもバーチャルでもなく現実だ。アフガン人にとってそうであるように。だが、本当は全人類にとってそうだ。<「正当な戦争」失望と憤り=オバマ氏受賞演説、被爆地に波紋> http://bit.ly/4thYUJ link
shamilsh 米国の政策を批判ができないのは組織の性格上の限界でしょうか。旧ソ連の人権監視はHRWの存在意義かつ独壇場のはずですから、がんばってください!RT @kanaedoi: 午前中、連載中のウェブマガジンでロシアの人権状況について原稿まとめ link
kanaedoi @shamilsh ありがとうございます。HRWがいちばん多くの人権調査と批判をしているのは米国です。報告書の数も他国と比較になりません。お時間あるときこちらご覧いただければ幸いです http://www.hrw.org/en/united-states/us-program  link
kanaedoi @shamilsh また、アフガンやイラクでの米英軍による民間人の殺害や拷問、グアンタナモなどの被収容者の虐待問題の告発などでも、フロントランナーです。多数の報告書、プレスリリース、論考など読みきれないほど発表してますので、いちどウェブwww.hrw.org お訪ねください link
shamilsh いつも拝見してますよー!「米国の政策」という括りは乱暴で不適切でした。基本的な戦争政策を批判しない、というべきでした。@kanaedoi: @shamilsh ありがとうございます。HRWがいちばん多くの人権調査と批判をしているのは米国です。 link
shamilsh @kanaedoi たとえば、典型的なのはこれですね。公正に効果的に対テロ戦争すべき、といってます。HRWの基本スタンスがこれですと、戦争そのものが根本的な原因となる人権侵害には無力ですね。http://bit.ly/6aQz4P link
kanaedoi @shamilsh: HRWは戦争では、民間人犠牲を避けるため国際人道法違反を監視し、違反者の訴追など目指します。国際人権法と国際人道法を監視するのがミッションの人権団体なので、具体的な戦争が適法か違法か、どちらが正しいかの立場は表明しません。国際赤十字とかアムネスティと同じです link
kanaedoi @shamilsh なので、米国の戦争の政策について、国際人道法違反や拷問など、実に多くの批判をしています。 link
shamilsh @kanaedoi そうですね。ICRCとはその点同じだが、ICRCが現地政権よりのスタンスに立つのに対し、HRWはやはり米国視点だと思います。どちらにも意義があり、得手不得手があると思います。HRWにはグアンタナモだけでなく、バグラム捕虜収容所などの実態についても告発して欲しい link
shamilsh @kanaedoi それにしても、今回のオバマの新政策は8年も続いた無意味な戦争を終結に導く最大のチャンスだったにも関わらず、HRWがそれを後押しする力になれなかったことは、組織の性格上の限界とはいえ、返す返す残念です。 link
kanaedoi @shamilsh HRWはすべての政府に同じ基準(国際法)を当てはめてます。米国政府がやっていることをほかの政府がやったら同じように対応します。アフガン戦争のやり方については、オバマ政権になってHRWは民間人被害の減少のための作戦変更とか、不十分ながら変わりました link
kanaedoi @shamilsh もちろん不十分なので、バグラムを含めこういう書簡とか出しましたがhttp://bit.ly/7sLmQ4 link
kanaedoi もし、@shamilsh さんがHRWがアフガン戦争反対と公式に言わないことについて御不満だとすると、人権団体という性格上、米国の戦争のみならずあらゆる戦争について立場を公言していないんです link
shamilsh @kanaedoi 直接、「戦争反対」といわないとしても、「人権保護」の主張の中でその根本的な原因が長引いた戦争であることを指摘することはできるはずです。オバマに「ルールを守って効果的に戦争しましょう」と提言するのは人権組織として終わってます。存在理由がない。ICRCもやりません link
kanaedoi @shamilsh 戦争をしましょうとは言わないです。テロは民間人を巻き込むので、テロを非難はしますが。ICRCもHRWも戦争の際には国際人道法をまもれ、という一点です。ICRCとHRWの違いは違反行為を発見したとき、これについて守秘義務をおうか、公に言うか、です link
shamilsh @kanaedoi それは詭弁です。「効果的に対テロを戦う」提言は中立ではなく、明確に戦争そのものを支持しています。アフガン人の大半に取ってはテロの定義すら米国とは正反対なのですが、HRWの定義は純粋に米国の立場です。 link
shamilsh そう。その点で、HRWに期待したいのです。RT @kanaedoi: ICRCとHRWの違いは違反行為を発見したとき、これについて守秘義務をおうか、公に言うか、です link
kanaedoi @shamilsh 米国にせよ、ビルマにせよ、ダルフールにせよ、ロシアにせよ、ある戦争が正しいか否か(自衛かどうか)という軍事的分析と判断は、HRWやアムネスティなどの人権団体や人道団体はミッション外でもあり、やらないんです link
shamilsh ですから、やらないはずのことをあなた方は事実上、やってるんですよ。しかし、その点も私は「限界だから仕方がない」と考えているのです。RT @kanaedoi: @shamilsh 米国にせよ、ビルマにせよ、ダルフールにせよ、ロシアにせよ、ある戦争が正しいか否か(自衛かどうか)という link
kanaedoi @shamilsh HRWが対テロ戦争を支持したことは一度もないです。ご指摘のレポートは、当選したオバマに、テロ(民間人を巻き込む重大な人権侵害)を撲滅するためには、ガンタナモを閉め、テロ容疑者への予防拘禁をやめ、そもそも「対テロ戦争」という言葉をやめ、拷問やめよ、というもの link
kanaedoi @shamilsh CAIの秘密収容所閉鎖などを求めるこのレポートの内容をもって、対テロ戦争を支持していると解釈されると、正直ちょっと、、、テロは人権侵害ですが、米国が率先して人権侵害しているようでは、テロを撲滅なんてできない、という内容です link
kanaedoi @shamilsh で、オバマ大統領は、HRWの提言のうち相当部分を取り入れました。とても十分とはいえませんが link
shamilsh @kanaedoi 拷問など分かりやすい無法行為を減らして、戦争そのものを拡大するという内容でしたね。それはHRWとしては提言が採用されたので成功、と評価しているのですか?米国視点の組織だからこそ、戦争の拡大が破滅的な人権侵害に直結するという警告を米国と米国民に届けられると期待し link
kanaedoi @shamilsh HRWなどの人権団体の限界は、戦争当事者の一方にとって、ある戦争が適法な自衛戦争なのかという軍事判断をしない点です。違法な戦争であれば、戦争そのものに反対するというロジックが立ちますが、人権団体としては、ジェノサイドや戦争犯罪などに反対してく方法をとります link
kanaedoi @shamilsh さん、 質問と批判、ありがとうございました。今度は、お会いしてお話いたしましょう!大事なご指摘ですので応えさせていたのですが、twitter より会って話したほうが数倍意思疎通早いですね、、、tiwtter オフライン失礼します link
shamilsh @kanaedoi 不勉強で不躾な批判に誠意を持ってお答えくださってありがとうございます。さすが土井さんです。ぜひ、お会いしてもっといろいろお聞きしたいです。 link