Home > IT・ネット・PC・ガジェットなど > 美女ブログ

美女ブログ

ここ数年の私のあんまり上品とは言いがたい趣味のひとつに「美女ブログを読む」というのがあります。

言葉どおり美人(ただし、芸能人など名前を出して活動している人ではなく、一般人)の書いたブログを読むことなんですが、ではどうやって知り合いでもない女性が書いているブログで書き手が美人だと言えるのか。だいたい以下の3種類に分けられます。(1)本人が写真を出している(これが案外多い) (2)イベントで見たなど、私が一方的に見たことがある (3)本人のブログ内の自己申告(可愛いと言われた、というストレートなものから、知り合いの写真家にモデルになってくれと頼まれたとか、銀座を歩いているとスカウトされましたとか)

私が好きなタイプの美女ブログは、男性との関係が多く書いてあるもの。といっても必ずしも恋人とは限りません。モテるのはもちろんなのですが、やたらプレゼントをくれたり便宜を図ってくれる男友達や可愛がってくれるおじさまなどの人間関係が豊富です。これは、同時に2chで叩かれやすいタイプでもあり、叩かれてブログを閉じてしまったりもするので、今のところ定期的に読んでいる美女ブログはないのですが。

なんで美女ブログを読むかというと、最近はそういうネットオタクではない美女までがブログを書くようになったというのと、大学生くらいまではまだリアルでモテる女子を目の当たりにすることも多かったのですが、だんだん社会人になったりして個人行動が多くなったり、モテ度による友人関係の棲み分けがなされてくると(つまり、私みたいのは美人でイケてる人間関係のサークルには入れない)、実際にモテている場面を目にしたり、あるいはモテ話を聞く機会がなくなってくるので、別世界の住人の話を聞きたい的なものでしょうか。また美女の方も、さすがにここまでは女友達にも言わないであろうというモテぶりをあらわにした書き方、つまり、ブログを「王様の耳はロバの耳」的な場所として使っている場合もあります。

アメブロとかに多い読者モデル系は確かにルックスのレベルは割と高いんですが、あんまり読みません。やはりブログを読みあっている女友達を意識しているのでモテ話は書きづらいのでしょう、男性関連の話はほとんど出てきません。知り合いでもない素人が絵文字だらけで書く、やれ何の服を買っただの女同士でどこのレストランに行っただのを読むくらいなら、女性誌を買ってきて読みます。仮にモテ話が書いてあっても絵文字&改行満載で知性を疑うようなものは読みません。あくまでも美女でかつ頭がよくてモテる、これ最強です。

特に、誕生日に彼氏でもない男友達に花束を贈られるという記述をよく見かけます。これが、ステディな恋人関係なら想像しうる範囲内だと思うんですよ。私は誕生日プレゼントに花束をもらったことはありませんが、夫に「誕生日プレゼントには花束が欲しいからこれこれの店に行ってこういうのを買ってきて」と頼めば、まあ引き受けてくれるでしょう。

しかし、誕生日プレゼントを頼んでもいない男友達が自主的にみつくろってくれて彼女をイメージしたおしゃれな花束をもらえるというのが、美女の一般人との格の違いを思わせるところです。某有名広告代理店の男はいつも花束を送ってくるとか(彼氏でもないのに!)、出社したら会社のデスクに複数届いていた(正直迷惑そうだった)といった記述も見たことがあります。

まあ、女性側も男性の誕生日にはお返しはしているのだろうけれど(しかし、あまりブログ内で男性の友人へのプレゼントに悩んだとか、買いに行ったとかいう記述は記憶にない)。そもそも異性の友人と高価でおしゃれな誕生日プレゼントをやりとりする文化というのが私の周りにはなくて、まあ男性側は下心込みなのかもしれないけど、優雅な文化だなあと思います。

10年以上前、若い頃のこれはリアルな経験ですが、一人暮らしをしているモテ女性の友人の部屋に泊まったところ、夜になるとやたら男友達(私とも知り合いだが、私のところには決して電話などかけてこない)から電話がかかってきて、それが単に「暇だから話に付き合って」とか、「○○のCD貸してほしいからこれからそっちに行く」とか適当な用件をつけて部屋にやってきたりなどして、男の人は魅力的な女性とは交際できなくてもせめて親しい友人でいようと近づこうとするものなんだなあと思いました。

ブログを読んでいると、知り合いの男性にクラブの無料入場券をもらったとかブランドのパーティに招かれたという記述も見かけます。あるいはカップル必須のパーティで恋人ではない人に誘われて一緒に行ったとか。カップル必須のパーティってどこのセレブよ?という感じもしますが。あるモテ女性は、クラブでお酒を飲んでもお金を払うことはまずないそうで、その理由は、(1)一緒に行った男性が代金を払ってくれる(まあ普通ですね) (2)ほかの客がおごってくれる(あそこの彼女におごって、というアレですね。その後ナンパされたり) (3)店員が頼んでもいないのに持ってきてくれる(グラスと一緒に店員の携帯番号を書いたメモが挟まっているそうだ) の3通りがあるそうです。

「ただしイケメンに限る」とか言っている連中は、女はずっと若い頃から「ただし美女に限る」を経験してきて、それを自虐と自分には起こりえないファンタジーを鑑賞する喜びにまで感情操作しているということを知ったほうがいいよ。

「小悪魔ブーム」の仕掛け人も美女ブログ出身

そういえば、女性向け恋愛自己啓発本を書いている元ホステスの蝶々という人のデビュー作『銀座小悪魔日記』というのも最初は美女ブログでした。むかし、映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の宣伝の一環として期間限定で開設された「ブリジット・ジョーンズ・ダイアリー」という女性向けレンタルブログサービスというのがあって(映画の公開年が2001年だからその頃かなあ)、そのサービス内で圧倒的に人気ナンバーワンだったのがブログ版「銀座小悪魔日記」で、のちに書籍化されたのでした。

彼女は、当時はまだ会社員の傍らアルバイトでホステスをやっている一般人で、顔出しもしてなくて、当時読んでいた私は、この人の場合モテぶりよりもむしろ、ホステスのバイトと会社員と複数の相手とのデートを全部こなすバイタリティが凄いなと思ったものです。

当時、彼女がラジオに出演することになり、ファンメールを出した人だけにラジオの収録場所を教えるというのがあった(まだ本も出してなくて、顔出しももちろんなくて、ブログで人気の蝶々さんという扱いだったはず)ので、顔を見たかった私はファンメールを出しましたよ。丁寧な返事が来たと記憶しています。ラジオの収録場所に行ったら、いかにもブログのファン的なもさい(ごめん…私もその一員ですが…)女の子たちがいて、ラジオのブース内には彼女らとはかけ離れたゴージャスな刺繍の着物と高価そうなハンドバッグを持った、銀座のホステスというよりママさんという風情の蝶々さんがいらっしゃいました。

その後、顔出しして恋愛自己啓発本を書いたり、お約束コースとしてananの恋愛特集に出たりして、よくいる恋愛指南系自己啓発家という感じになったので、あんまり興味を持たなくなりました。まあ、小悪魔という言葉がここまでヒットしたのはこの人の力なので、それは凄いと思います。

銀座小悪魔日記―元銀座ホステスの過激すぎる私生活

著者/訳者:蝶々 天野 なすの

出版社:宙出版( 2002-08 )

単行本 ( 223 ページ )



関連しているかもしれない記事:

Comments (Close):3

kdmsnr 08-12-04 (Thu) 18:27

おもろい!

ゆきち 08-12-05 (Fri) 12:12

美女ブログ(?)の先駆といえばスーザン・ソンタグでしょう。彼女はエラい才色兼備として知られていて17歳で用があって話しかけた大学の助教授と10日後に結婚したというエピソードがあります(ネットできちんと確認できないけど)。

彼女のデビュー作『反解釈』という本の中で「不細工な画家がそのエネルギーを作品に反映させ…」みたいな記述があって、軽くキレたことがあります(w

yuco 08-12-05 (Fri) 12:29

>児玉サヌールさん
thx!

>ゆきちさん
「美人で才女」の歴史に残った有名人ならいろいろ例はあると思いますよー。
そのうち、このブログ上に私の脳内にある「才色兼備美女フォルダ」が火を噴く予定なのでしばしお待ちをw

Trackbacks:1

このエントリへのトラックバックURL
トラックバックは管理者の確認後に公開します。本エントリにリンクしていないトラックバック、およびリンクだけでコメントがないものは許可しません。
http://blog.yuco.net/2008/12/bijyo_blog/trackback/
このエントリへのトラックバック
美女ブログ from blog.yuco.net
trackback from Atom III 08-12-05 (Fri) 16:28

[改変,できそこないのカメレオン]「美女ブログ」を読む

注意! この文章は美女ブログ | blog.yuco.netを改変して書かれた妄想であり,実在するぼくの生活や考えかたとは無関係です。 ここ数年のぼくの涙ぐましい努力のひとつに「美女ブログを…

Home > IT・ネット・PC・ガジェットなど > 美女ブログ

Search
Feeds
Meta
あわせて読みたいブログパーツ

この日記のはてなブックマーク数
フィードメーター - blog.yuco.net

Return to page top

-->