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Flying Jam Summit@所沢航空記念公園 野外ステージ (2008.10.18)

以前万波麻希の新アルバム発売の項で触れた野外ジャズライブイベント「Flying Jam Summit」に行ってきました。会場の所沢航空記念公園というのは、この日見てまわることはできなかったが緑豊かな広い公園のよう。その中にある野外ステージは常設のもので、日比谷野外音楽堂のような感じでした。

客の入りは7割程度で、空席も目立った。客層は20代~30代前半で女性が多め。幼稚園くらいの子供(小学生以上は入場料が発生するためか)を連れた母親が多く、Ann Sallyのときなどに子供たちが前に出て踊っていたりしたのがなごんだ。写真撮影は禁止だったはずなのだけど携帯で撮っている人を結構見かけた。

私はもう東京に10年近く住んでいるというのに、このイベントに行くために初めて西武線に乗り、行きに1回、帰りに2回乗り間違えて引き返したりしてしまった。

出演アーティスト(出演順)は以下の通りで、13時スタート、19時終了。これだけやってチケットは前売り3500円というのは安いと思う。前売りチケットを買ったときは、整理番号が600番台とかで、全席自由なのでいい席が取れないかも? と心配だったが、前述のように席はかなり空いていたので(どのみち遅刻したけど)あまり関係なかった。

  1. jew`s-ear (opening act)
  2. Ann Sally
  3. quasimode
  4. 須永辰緒プロデュース“MAKI MANNAMI QUINTET PLUS”
  5. J.A.M

ライブで一般的にあることだけど、出演アーティストの今後のライブ予定などを書いたちらしを入場時に配られるのだけど、今回のように複数のアーティストが出るライブだと、お目当ての人以外についてはそのアーティストの詳しいプロフィールを知らなかったりするので、各アーティストのプロフィールや経歴を書いた紙を一枚入れてくれるといいのになーと思いました。帰ってから各アーティストについてネット検索して知ったことがいろいろありました。

Ann Sally

遅刻して14時前に到着したため、opening actのjew`s-earはのため聞き逃し、二番目のAnn Sallyから聴いた。彼女はアン・サリー – Wikipediaにもある通り現役の心臓外科医で、医学の勉強のために米国ニューオーリンズに留学したこともあり、なおかつ母親で歌手でもあるという凄いキャリアの人。

このキャリア選択については、ほぼ日刊イトイ新聞 – アン・サリーさんと、ニューオーリンズ。に本人による文章があるが、父親が在日韓国人の医師で、そのためもあり娘に手に職をつけることを望んだという。医師としての仕事の中で多くの人の死に立ち会ったというが(仕事上当然のことかもしれないが)、歌手としてのイメージはそれとは全く異なるほんわかした感じで親しみやすい感じの歌唱だった。

最初の曲は「Over The Rainbow」で、その後「蘇州夜曲」「赤とんぼ」などジャズというよりは日本人なら誰でも知っていそうな親しみやすい曲が中心。オリジナルの新曲という「時間旅行」という曲もあった。衣装はちょっとくすんだ色の重ね着っぽい感じでストールを巻いたりして、雑誌で言えば「クウネル」とか「リンカラン」みたいなほっこり系の服装でした。

» こころうた

quasimode

オフィシャルサイトにも「クラブ・ジャズ シーンにおいて日本を代表するバンドの一つ」とあるように、私のようにクラブジャズに疎い人間がイメージするいわゆるクラブジャズでした。ホーンが多くて華やかな感じ。演奏を始めると前に出て踊っている人が多数いました。最後のJ.A.Mに次ぐ盛り上がり。MCも慣れた感じで、最近出たというアルバムのPRをしていました。服装は全員スーツ系。

» SOUNDS OF PEACE 〈DVD付き初回限定盤〉

須永辰緒プロデュース“MAKI MANNAMI QUINTET PLUS” (万波麻希)

今回この人の歌が聴きたくてこのイベントに来たのでした。彼女が最初にステージに出てきたときに一番驚いたのは、ショートカットになっていたこと。今までずっと長い髪だったし、新しいアルバム『The World of Sence』のジャケットでもそうだったので。衣装は真っ白なワンピース。相変わらず小柄&細い。多分身長は150cm台前半ではないでしょうか。高いヒールを履いていました。

この人はいわゆるジャズ的歌唱の人ではないんですよね。なんかクラシック的で、高音が伸びる伸びる。こちらは踊るというよりはじっくり聴く感じでした。曲はドラマティックなのに、MCでしゃべると割とてきぱきした感じの人でもあります。

会場で彼女のインタビューが載っているフリーペーパーを配っていたのでもらって読みました。同じものがWebにもあるみたい。須永辰緒が最初のアルバムを聴いて、万波麻希の才能を絶賛して一緒に2枚目のアルバムを作ったという内容です。

新しいアルバム『The World of Sence』については、TSUTAYA onlineのページで試聴できます。

» The World of Sence

J.A.M

このバンドについては全く知らなかったのですが、この日一番の収穫でした。

SOIL&"PIMP"SESSIONSのメンバーのうち3人によるピアノトリオで、オフィシャルサイトは「J.A.M-piano trio from SOIL&"PIMP"SESSIONS」。SOIL&"PIMP"SESSIONS – Wikipediaによると以下のような経歴。

J.A.M
メンバーの丈青・秋田ゴールドマン・みどりんの三人からなる別バンド。元々は都内のジャズクラブで神出鬼没に活動していたが、SOIL&“PIMP”SESSIONSのライブセットにトリオでのセッション演奏がコーナー的に挿まれるようになり、2007年はFUJI ROCK FESTIVAL ’07の“FIELD OF HEAVEN”ステージに出演を果たした。さらに2008年にはJ.A.M名義でアルバム「Just A Maestro」を発表。ゲストボーカルにホセ・ジェイムズを迎えるなど積極的な活動を行っている。

…と、上記のような情報は家に帰ってから調べて分かったことで、何一つ知らない状態で演奏が始まったとたん「ちょ、このピアノとドラムの人めちゃくちゃうまくない??」と思い(ベースが下手だとは思わない、むしろうまいのだろうが、ベースのうまいへたを私が判断できないだけの話)、思わず前に出て踊りに行きました。演奏していた曲はよく分かりませんでしたが、一曲だけ「チュニジアの夜」を超高速でやっていたのだけは分かりました。

メンバー3人のうちピアノとドラムの人は頭がアフロで、服装はネルシャツのような普通の感じでした。会場について「ヨーロッパのフェスでよく演奏するんですが、よく似た雰囲気ですね」と言ってました。このバンドのみ(最後に演奏なので)アンコールあり。

帰りに会場で販売していたアルバム『Just A Maestro』を勢いで買いました。それを今も聞きながら書いています。

このアルバムにも入っている「Jazzy Joint」という曲がYouTubeに上がってました。

またこのアルバムに関するインタビューも見つけました。J.A.Mに関する情報はmixiのJ.A.Mコミュが便利そうです。

» Just A Maestro


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