女の都 (フェデリコ・フェリーニ監督)
池袋新文芸坐の「ヨーロッパ映画の巨匠たち」という特集で10月15日に鑑賞(ただし途中まで)。
『甘い生活』との2本立てだったのだけど、こちらを後に観て、半分を過ぎたあたり(マストロヤンニがジャンキーの女の子達の車に同乗して、彼女らが飛行機に発砲するのを止めるあたり)で出てきてしまった。映画を途中で出てくるなんて2005年の『シルヴィア』以来である。『甘い生活』の監督とは思えないくらいの駄作だと思った。なんか次から次へと安っぽいこけおどしなシーンの連続でアホらしくなってしまった。
マストロヤンニの役は、それこそ『甘い生活』みたいな女好きでスーツが似合う伝統的なイタリアのいい男というのを、彼自身も年を取り、時代も移って(これは1980年の映画である)もう当時と同じことはできないってことでパロディ化しているんだなと思った。必ずコートとマフラーを忘れないあたりとか。この、もうじいさんになりかけのスケベ男が絶え間なく女性のことばかり考えているつぶやきだけはちょっと『東京大学物語』みたいで笑えた。
彼が列車の中で見かけたいい女についていくために列車を降り、次から次へと奇妙な出来事に巻き込まれるわけだが、あらすじを知りたい人はgoo 映画で読めます。私が観たのはこのあらすじのちょうど真ん中あたりまで。この変な出来事がもっと笑えるものだったらコメディ映画として楽しめるのだけど、別に笑えもしないし…。客席でも笑いは起こってなかった。
作品情報
以下、女の都(1980) – goo 映画より作品情報。
- 原題 : La Citta delle Donne (英語題は「City of Women」)
- 製作年 : 1980年
- 製作国 : イタリア フランス
キャスト(役名)
- Marcello Mastroianni マルチェロ・マストロヤンニ (Snaporaz)
- Anna Prucnal アンナ・プルクナル (Elena)
- Bernice Stegers バーニス・ステガーズ (Woman on the Train)
- Ettore Manni エットレ・マンニ (Katzone)
- Donatella Damiani ドナティラ・ダミアーニ (Donatella)
スタッフ
- 監督:Federico Fellini フェデリコ・フェリーニ
- 製作:Franco Rossellini フランコ・ロッセリーニ
- 脚本:Federico Fellini フェデリコ・フェリーニ、Bernardino Zapponi ベルナルディーノ・ザッポーニ、Brunello Rondi ブルネロ・ロンディ
» 女の都
Amazonレビューは1つしかついてないけど、評価高いなあ。うーんふしぎ。この映画の評価ってどのくらいなのかな?と思い、Amazon.comも見てみたけど、特別良くもないが悪くもないという感じみたいね。
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