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今はもうない建物:NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONE (2001~2002?)

カテゴリー : 建築 — 2008/10/30

前回の投稿とかでFlickrを見てたら、建築関係の懐かしい画像と映像があるのを思い出したので紹介しておくよ。

かつて、六本木ヒルズができる前に、現在の六本木ヒルズのフロアマップでいうところのノースタワーの位置かその隣だったかに森ビルによる「NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONE」という建物があった。目的は六本木ヒルズ完成前にここでアートでオサレな展示やイベントをやって六本木ヒルズのイメージを高めるといったところだろう。インテリアデザイナーは吉岡徳仁、アートディレクターはブルース・マウ。後述のプレスリリースによると2001年10月にオープンしたようだ。公式サイトもあったが、archive.orgで見てもあまり残っていない。

建物自体は元々長く使われることを想定してなかったこともあって、あまり特徴のない箱型だったと思うが、床に花や文字をデザインした鮮やかな照明を映写して、それが高速で切り替わるというのが特徴だった。また六本木通りに面した壁面は、外光を取り入れ、外の風景が黄みがかってゆがんで見えた。

以下の写真は、いずれもこの建物のオープニングパーティ時に撮ったもの。

床の映写はこんな感じ。映像は天井から映していて、床にピントをきっちり合わせて鮮やかに写すのが難しいと聞いた。

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以下の写真は2階から見下ろしたもの。2階といっても、ほとんどが吹き抜けで、2階部分の床面積はそれほど大きくなかったと記憶している。

P1010012

床の照明の変化はこんな感じ。前回も触れたデジカメ(C-3040ZOOM)の動画機能で撮ったもの。表示にはFlickrの動画機能を使ってみた。(YouTubeに載せたのと同じだが、Flickrのほうが画質がよさそうなので)。たった7秒しかない上に最後はカメラが斜めになってたりして、かなり見苦しいのは勘弁して欲しい。

外が見える六本木通りに面した壁の様子。

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建物の入り口を見上げたところ。ぶれまくり。

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私はオープニングイベント以降も何度かこの建物には足を運んだのだけど、これはオープニングの時の写真ではない。このときはなんか建築関連のイベント内でジャズだったかのライブがあったはず(よく覚えていない)。

NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONEでのイベント。ジャズのライブだったと思う。

その他の写真はFlickr内の2001-2002 NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONEで見られます。

この建物のオープンに合わせて『NEW TOKYO LIFE STYLE THINK ZONE』という書籍が刊行された。これもブルース・マウがブックデザインをしていて、本文は森ビルの森稔社長と山形浩生が書いている。上の写真で床に映写された映像みたいな表紙デザインで、大判で厚みもある本だった。

この本の情報はAmazon.co.jpでは見つけられなかったが(一般流通させずアート系書店だけで売っていて、ISBNがついてなかったのかもしれない)、bk1には書影と山形浩生の著者コメントつきで紹介されている。どのみちもう絶版だけれど。山形浩生氏の公式サイト内著書のコーナーでも紹介されている。これによると、「その後、ブルース・マウはなんか六六開発からフェーズアウト。一部関係者とそりがあわなかった、というようなことらしいのだ。(2002/11) 」ということらしい。

まあ、今はもう「東京には六本木ヒルズというものがある」というのは当然のようになっているけれど、建設中、まだ「六六計画」とか一般に言われていた頃は、建築界には「なんだか六本木に凄いものができるぞ」という期待感があったんだなあ(森ビルがうまいことそれを作り出していたともいえるが)、という時代の一コマですな。

最後に、現在の森ビルのプレスリリースには、2003年以前のものはもうないので、今のうちに2001年10月9日付けで出ていた、この建物などについて発表している同社のプレスリリースをGoogleキャッシュから拾っておく。

2001年10月9日
森ビル株式会社
「NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONE」オープン
「六本木RE-BORN」プロジェクト 本格始動へ

アートスペース「NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONE」
このたびオープンいたしました「NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONE」は、「森アーツセンター」の誕生に先駆け、六本木から新しい文化を発信していくことを目的としています。空間デザイナー吉岡徳仁氏とアートディレクターを務めるブルース・マウ氏、そして「森アーツセンター」とのコラボレーションにより、18m×14mの巨大スクリーンを駆使した映像と音響が、他に例を見ない新しい形で表現されるこの 「NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONE」。これから新しく生まれ変わろうとしている六本木の胎動をより多くの皆様に伝えるべく、クオリティーの高いさまざまな企画・活動を計画していきます。このプロジェクトに真に共感いただき、 新しい「都市文化」を生み出す優れた企画をご提案いただける方の御参加をお待ちしております。
アーバン・インスタレーション
六本木ヒルズの工事現場を囲む全長約500mの工事囲いをブルース・マウがデザインし、計画地を包囲しました。コンセプトブックで表現された日本・都市・自然・くらしのモチーフが、連続したデザインシートになって、歩行者に語りかけます。
コンセプトブック「NEW TOKYO LIFE STYLE THINK ZONE」
7月上旬に出版されたコンセプトブック「NEW TOKYO LIFE STYLE THINK ZONE」は、工事囲い・アートスペース「ZONE」のイメージ、メッセージに綿密に繋がる発信源となっています。マウはこの本において、現代都市の抱えるさまざまな問題、そして可能性を独自の視点で捕らえ、新しく生まれ変わろうとする街・六本木のメッセージへと変換します。原案・企画は弊社社長:森 稔、テキスト執筆者には、「山形道場」「新教養主義宣言」などの著作で知られる山形浩生氏を起用し、ブルース・マウのアートディレクションの元で強烈なビジュアルとスピード感のある200ページに仕上がっています。

Flickrの写真を自由に配置・投稿する「WordPress Media Flickr」

カテゴリー : WordPress — 2008/10/28

Flickrの「Blog This」機能がいまいちだったので、Flickrからではなく、WordPressの管理画面からFlickrの写真を複数投稿したりできるプラグインを探していました。それで見つけたのが「WordPress Media Flickr」です。Flickrに載せた「光の教会」写真がWikipediaで使われていたで貼ったFlickrからの写真はこのプラグインを使いました。

作者の方によるプラグイン解説ページではscreencastを使って使い方が解説されています(このページからダウンロードできるバージョンは1.0.0になっていますが、wordpress.orgからは1.0.3がダウンロードできます)。作者の方のページには不具合報告も出ているようですが、私はこのプラグインの1.0.3をWordPress 2.6.3で使って今のところ特に異常はありません。

掲載する写真のサイズや位置(右寄せ、真ん中、左寄せ)、文字の回りこみをするかどうかなどが選択できるのはとても良いと思います。また、独自のタグではなく普通のHTMLタグを挿入する形式なのも良いです(将来このプラグインを使わなくなっても表示に支障がないから)。

ただし、ブログに貼り付けたい写真を探すのに、順番に見ていくか、写真のタイトルで検索するかしかできません。最近私は個別の写真はカメラがつけた番号のままアップロードし、Setにだけ名前をつけているので、これらの写真を探すには順番に見ていくしかないのです。Set単位でブラウズできるか、Setの名前で検索できるようになるともっとよいと思いました。

Flickrに載せた「光の教会」写真がWikipediaで使われていた

カテゴリー : ネット関連 — 2008/10/27

もういつ使い始めたか覚えてないくらい昔から使っていたFlickrだけど、今年の春から、はじめてお金を払ってPro版にしました。このたび、Proユーザーに限りアクセス解析機能がついたというので早速見てみました。

すると、私のFlickrページに英語版Wikipediaからのアクセスがあります。私が2004年頃に撮った安藤忠雄設計の「光の教会」の写真をクリエイティブ・コモンズライセンスで公開していたので、それが掲載されていました。写真のサムネイルが英語版のTadao Andoの項にあって、そこからリンクされています。

» Image:Church of Light.jpg – Wikipedia, the free encyclopedia

ただし、この写真はWikipediaからは削除されるかもしれないという注意書きがついています。適当に読んだところによると、日本の著作権法(?か分からないけど知的財産系の法律)では、建物の内部の写真を非営利・私的利用以外で公開すると問題になるらしい。だから私がFlickrとか自分のブログで公開するのはよくても、Wikipediaだと非営利or私的とみなされないからダメってことかな。ちなみに、建物の外観写真であれば建築家の許可は関係なく営利使用できるんですけどね。

その掲載された写真をこちらにも載せておきますね。

光の教会 / Church of Light

「光の教会」というのは建築業界での呼び名で、正式名称は茨木春日丘教会といいます。教会のサイト内にも「見学を希望する人は、ここは教会なので、日曜日の礼拝の時に来てください」とあるので、安藤忠雄の超有名建築を見たいけれど非クリスチャンの人間としては二の足を踏むところだと思います。私はクリスチャンの友人(東京在住で、普段この教会に通っているわけではない)が、関西を訪れてこの教会に行くと言っていたときに便乗してついて行きました。礼拝もその友人が隣について教えてくれたので、そんなにまごまごしないで済みました。よく覚えていないけど、たしか礼拝中に全員が自己紹介をして、クリスチャンか否か言う必要があったと思います。でも普段通っていない非クリスチャンの人も多いので特に問題ありません。一般的なキリスト教の教会では考えられないくらい外部から非クリスチャンの人が来ているね、とその友人が言っていたような。

教会側も建築を見に来る人がいるというのは分かっているので、礼拝が終わったあと自由に建物を見学したり写真を撮ったりする時間をとってくれました。上の写真はそのときに撮ったものです。冬に行ったので、打ちっぱなしの建築は寒そうで、いすの上や足元に座布団が敷いてあったのも印象に残りました。建築としてのシンプルさや統一感にはマイナスかもしれないけど、建物はそうやって使われていくもんだなあと思います。私は高校のときにテレビでこの教会を見て「建築ってこういうことができるのか」と思ったのが建築学科に進学を決めたきっかけの一つだったので、もう建築の仕事は離れたけど、このとき実際に見ることができて満足しました。

それから、あんまり関係ないけど、これもむかし撮った宮城県図書館(原広司設計)の写真2枚をFlickr内のグループ「JAPAN: Architecture and Garden 日本の建築と庭園」に入れさせて欲しいという依頼が最近来たのでOKしておきました。

宮城県立図書館 / Miyagi Prefecturel Library (1)

宮城県立図書館 / Miyagi Prefecturel Library (2)

なんかこうして見ると、よく見られたり再利用されたりしているのが、今ほどいいカメラを使っていなかった昔の写真ばっかりだなーという傾向があって、それはアクセス解析を見ても現れています。といっても2001年から2005年頃まで使っていたオリンパスのC-3040ZOOMというカメラも結構いいもので、2001年に買った当時は8万円くらいしたんですけどね。画素数は334万画素だけど、実はWebで見る分にはこのくらいで十分だったり。

これが私が持った初めてのデジカメだったので、デジタルだから現像代要らないし撮りまくればいいやといういい加減さがなくて、一枚ずつまじめに撮っていたし、撮ったあとFlickrにアップするにしても、日本語と英語の両方でタイトルをつけたり、アップする写真を厳選したりとかしていたのですね。Flickrは英語ユーザーが多いので、英語でタイトルをつけておかないと、検索にひっかからなくて見られなかったりするのかも。今は写真ごとのタイトルもつけずにまとめてSetに放り込むだけだったり、最近はもうアップロードすらしていなかったり、無精になりました。

その辺を考えると今後どうFlickrとつきあっていけばいいのか、他人から見られることを考えて、アップする枚数は厳選してタイトルもちゃんとつけるほうがいいのか、他人からの目は気にせずストレージ代わりにじゃんじゃんアップすればいいのか、考えちゃいますね。

私のFlickr内の古い写真はこんな感じ。

» Collection: 今はもうない建物
» Before2005 Miscellaneous – a set on Flickr

光の教会 / Church of Light

カテゴリー : そのほか


光の教会 / Church of Light, originally uploaded by yuco.

Flickrの「Blog This」機能で写真をWordPressに投稿するの方法で投稿するとこのようになる。うーん、私が求めるのはこういうものではない…。ついでに言うと自動的に書き出すHTML内のstyle指定で勝手にborderの太さとかを決められてしまうのもいまいち。

Flickrの「Blog This」機能で写真をWordPressに投稿する

カテゴリー : WordPress

Flickrにアップしている写真をこのブログに投稿しようとして、その写真の上にある「Blog This」ボタンを押して、ブログツールとしてWordPressを選択して、API EndpointとUsernameとPasswordを要求されたので入力したら、「UsernameとPasswordが間違っている」と言われて先に進めなかった。なお、API Endpointは「WordPressの場合は普通こうなるよ」という例(ブログURLにxmlrpc.phpをつける)が示してあるので、その通り入力する。

これは、UsernameやPasswordの問題ではなく、WordPress側の管理画面で「設定」→「投稿設定」→「リモート投稿」内の「Atom 投稿プロトコル」「XML-RPC」を有効にすれば良い。たぶんどちらか片方でいいと思うんだけど、よく分からないので両方有効にしてみた(が、たぶん後者だけで良いと思う)。デフォルトでは両方とも無効になっている。

Flickrの管理画面からテスト投稿すると以下のようなメッセージがブログに表示される。

This is a test post from flickr, a fancy photo sharing thing.

設定がうまくいき、実際にFlickr内のブログ投稿画面から投稿してみると光の教会 / Church of Lightのような感じになる。うーむいまいち。Flickrのテキストボックスの機能は貧弱だし、一投稿に一枚の写真しか貼れないし、カテゴリ選択やパーマリンクの編集もできないので、結局WordPressから再度編集画面を開いて編集しなおしている。これではちょっと使えないなあ、と思った。これだったら、YouTubeみたいに、貼り付け用のHTMLコードとか発行してくれたほうがいいよ。

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